韓国文化院で不審火＝現場にオイル、壁燃える―東京

　

　

　　韓国大使館（東京都港区）の文化交流施設「韓国文化院」（新宿区）で２５日夜、裏口近くの壁などが燃えた。防犯カメラに何者かがオイルをまいて火を付けるような姿が写っていたといい、警視庁が放火の疑いもあるとみて調べている。

　　韓国文化院などによると、２５日午後１１時５５分ごろ、男性職員が壁などが燃えているのを発見した。防犯カメラには同１１時５０分ごろ、マスクで顔を隠した人物がオイルをまき、火を付けて逃げるような姿が写っていたという。近くには焼けたライター用のオイル缶２個が残されていた。

　　壁が焦げるなどしたが、火はすぐに消えた。けが人や延焼はなかった。