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31日のPM2.5 鳥取・山口で注意情報 全国的に高い予想
31日午前のPM2.5濃度は、富山県富山市で69マイクログラム/㎥を観測するなど、本州の広い範囲で環境基準値(35マイクログラム/㎥)を超えているところが多くなっている。現在、山口県西部と鳥取県には注意情報(1日平均値が35マイクログラム/㎥を超えると予想される)が発表されている。
31日午前7時現在の各地のPM2.5測定値は、高いところで、富山県富山市で69マイクログラム/㎥、愛知県長久手市で64マイクログラム/㎥、千葉県野田市で63マイクログラム/㎥となっており、本州付近を中心に広い範囲で環境基準値(35マイクログラム/㎥)を超えているところがある。
今日は高気圧が本州東海上に進み、北海道付近を前線が通過する。上空は西よりの風が卓越し、大陸の影響をうけやすい。このため、PM2.5濃度は、本州の広い範囲や九州北部で高い(50超~70マイクログラム/㎥以下)ところがあるとみられる。そのほかの地域でもやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)と予想される。
明日の濃度は、午前中は東海・中部・関東・東北地方で高い(50超~70マイクログラム/㎥以下)とみられ、その他の地域もやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところが多い予想となっている。
PM2.5については、国の基準値である1日平均値で35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
■各地方の詳細情報については、PM2.5マップでご覧ください。