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広島市長選、松井氏が再選確実 相乗り現職
広島市長選は12日、自民、民主、公明各党が推薦する現職松井一実氏(62)が、元サンフレッチェ広島社長小谷野薫氏(52)や共産推薦の市民団体事務局長河辺尊文氏(60)ら4人を破り再選を確実にした。
松井氏は昨年8月の土砂災害復興を促進すると公約。災害に強いまちづくりや経済活性化に向けた取り組みを継続する必要があると訴えた。相乗りの各党の国会議員が応援に駆け付けたほか、連合、主要企業も支援し、幅広い支持を獲得した。
小谷野氏は市中心部でのサッカースタジアム建設を掲げ、インターネットを活用して無党派層へのアピールに力を入れたが、及ばなかった。
静岡市長選、田辺氏の再選確実 新人2人退け
静岡市長選は12日、無所属の現職田辺信宏氏(53)=自民、公明、改革推薦=が、大手ドラッグストアチェーン役員高田都子氏(62)ら2新人を退けて再選を確実にした。
1期目に財政健全化を進めたと実績を強調した田辺氏は、2期目で都市開発や南海トラフ巨大地震に備える防災対策を進めると呼び掛け。市議の大半や、自主投票とした民主党などから幅広く支持を集めた。
経済界出身の高田氏は田辺市政で地域経済が衰退したと批判、女性の市民税率をゼロにして活性化すると訴えたが、田辺陣営の組織力に及ばなかった。松浦敏夫氏(62)=共産推薦=は支持層以外への広がりを欠いた。
相模原市長選、加山氏が3選確実 共産破り
相模原市長選は12日、現職の加山俊夫氏(70)=自民、民主、公明推薦=が、共産党新人の党地区常任委員中野渡旬氏(66)を破り、3選を確実にした。
加山氏は2期8年で築いた組織力と高い知名度から、自身の選挙活動をほとんどしないまま、同日投開票の神奈川県議選と市議選の候補者応援に回り、終始、余裕の選挙戦を展開した。
一部が返還された在日米陸軍相模総合補給廠跡地とリニア中央新幹線の新駅周辺の大規模開発を掲げる加山氏に対し、中野渡氏は開発見直しと、少子化対策などを主張。しかし、議論は盛り上がりに欠け、中野渡氏への支持は広がらなかった。
鈴木氏の3選確実 浜松市長選
浜松市長選は12日、無所属の現職鈴木康友氏(57)が、共産党推薦の新人で静岡県西部地区労働組合連合議長の嶋田博氏(66)を抑えて一騎打ちを制し、3選を確実にした。前回選は政令指定都市として全国初の無投票だったが、今回は8年ぶりの選挙戦となった。
政党推薦を受けない鈴木氏は、幅広く政党や団体から支援を得た。製造業中心の地元経済界にも支えられ、安定した選挙戦を展開。行財政改革を進めた2期8年の実績を強調し、企業誘致や子育て支援充実に取り組むと訴えた。
出馬表明が出遅れた嶋田氏は、鈴木市政を「大企業寄り」と批判したが、浸透できなかった。
飯泉氏が共産破り4選確実 徳島県知事選
徳島県知事選は12日、与野党が事実上相乗りで支援する無所属の現職飯泉嘉門氏(54)が、共産党新人の元県議古田美知代氏(66)を破り、4選を確実にした。
自民党県連に加え、民主党系と公明党の県議会会派の推薦を受けた飯泉氏は、南海トラフ巨大地震対策を加速し、政府と連携して「地方創生の旗手となる」と県内各地でアピール。安定した県政運営を評価する経済界や連合、JAなどによる幅広い支援態勢を築き、終始優勢だった。
古田氏は消費税再増税に反対し「暮らしと福祉を優先する県政」の実現を訴えたが、飯泉県政や安倍政権への批判票を取り込めなかった。