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【BUSINESS REPORT】今、マツダが元気だと言われている理由
2012年に発表した『CX-5』以降、『アテンザ』『アクセラ』『デミオ』、そして先日、発売開始となった『CX-3』と、立て続けに注目の新車を投入しているマツダ。自動車業界にちょっと詳しい方なら、今、勢いのあるメーカーと聞かれたら「マツダ」の名を挙げるのではないだろうか。“新生マツダ”第1弾ともいえる『CX-5』が、新開発ディーゼルエンジンを搭載したり、マニュアルトランスミッションの積極的に採用したりと、他メーカーがやらないラインアップを用意したことなども話題となってブレークしたという見方もできる。
だが、その後の各モデルの人気を見てもわかるように“一発屋”でなかったことは、周知の事実。未だに期待を裏切らぬニューモデルを一貫して造りつづけていることも事実である。では、製造・開発の現場で何がどう変わったのか? 聞いてみると、必ず「ウチぐらいの規模だからできるんですよ」という答えが返ってくる。役員、開発者、デザイナー、皆同じ答えだ。彼らが言う通り、同社がトヨタや日産ほどの規模でないことも功を奏しているようだ。ここで、今のマツダらしさがわかるトピックをいくつかご紹介したい。
■「運転席にどう、人を座らせるか」
先月、指宿で試乗した『デミオ』にしても、その前にデビューした『アクセラ』とはまた違ったインテリアのデザイン性や質感が与えられ、日本のコンパクトカーの“スタンダード”を大きく引き上げた。この功績は大きい。『デミオ』に試乗した後に、他メーカーのクルマにも試乗する機会があったのだが、それぞれに魅力はあるものの、ブレーキペダルの高さやフットレストの位置などどこかしら気になる部分があった。これは今回に限った話ではない。
新車が登場するたびにプレゼンテーションで、“運転席にどう人を座らせるか”を説明する会社はマツダ以外ないだろう。いや、そのような説明をするのは、マツダだけともいえる。今のマツダがこだわるクルマづくりが、いかに「人」が中心で“人馬一体”にこだわり、ものづくりが行なわれているかを知る一例だ。
また、コンセプトとなるテーマ「魂動」のもと、統一感のあるデザインは、今のマツダの象徴でもある。そして、クルマづくりは「スカイアクティブ・テクノロジー」、走りは「人馬一体」。とにかく、徹底している。だからメッセージも伝えやすく、ユーザーにも届きやすい。土台となっているのは、近年のマツダ車の名が挙がるたびに車名に寄り添うように紹介される「スカイアクティブ・テクノロジー」という新技術。…