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デミオ モータースポーツ コンセプトにかけるマツダの情熱がスゴい!
モータスポーツジャパン会場でお披露目された「デミオ モータースポーツ コンセプト」。今までデミオのエンジンは1.3Lのガソリンと1.5Lディーゼル2本立てでしたが、この仕様として新たに1.5L「ガソリン」エンジン+6速MTを追加しました。
1.5Lをカテゴリー分けの上限値に設定している競技が多いのですが、既存のディーゼルだと1クラス上になってしまう為、既に欧州向けには搭載されていた1.5Lエンジンをモータースポーツ仕様として新たに投入します。前モデルは、ラリーやダートトライアル等、で大活躍をしました。今迄デミオで参加型モータースポーツに活躍してくれたデミオユーザーに対してのマツダからの回答です。
発売予定は秋頃ですが、一部にはデミオがエントリーするクラスではライバル(Vitz/Fit等)が装着しているタイヤサイズ(Vitz:205/45R17 )に対して(185/60 R16)が不利という声も有る様です。カタログに1サイズ大きなものをオプションとして「設定だけでもしてくれ」と会場で詰め寄るユーザーも居ました。(注:参加型モータースポーツでは、タイヤはメーカーの純正指定サイズより大きな(=幅の広い)ものは殆ど使用出来ません)
また、現状タイヤメーカーから、該当サイズのハイグリップタイヤが販売されていません。
しかし、商品開発担当の方が「社内の基準」に合わないので大きなサイズを設定出来ないという説明をされました。タイヤメーカーには同サイズの設定(/開発)の要請をされたそうです。
…で、その越えられない社内基準って何だ?と云う訳で、改めてお話を伺いました。
今回のタイヤサイズの件、デミオのタイヤハウス内で大きく(=太く)なったタイヤが動いた時に接触するとバーストする可能性があるのでメーカーとして当然NG。ディーラーで買える商品でモータースポーツベースだからこそ可動域は広く=タイヤハウスのクリアランス(隙間)は広くとられていました。
通常その設定の判定会議は1回で終わります。接触する=NGですが、これを工夫を加えて5,6回繰り返されたそうです。結果、社内のクリアランス基準を下げても難しいとの判定で1サイズ大きなタイヤの装着はオプションを含め見送られたそうです。
ちなみみにコチラに付いているスポイラーやサイドステップ等の外装はすべてオプション扱いになりそうとの事。タイヤ/ホイールも同様に15インチ(185/65R15)のタイヤとアルミホイルが付く見込みです。…