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トヨタが次期プリウスを皮切りに「TNGA」を適用拡大か?
トヨタ自動車が26日、同社が推進する取組み「もっといいクルマづくり」で2020年頃に世界販売の約半数に新プラットフォームを採用する計画を明らかにしました。
年内発表予定の新型プリウスとみられるFF系ミディアム車を皮切りに、FF系のコンパクト車・ラージ車、FR系へと順次、新プラットフォームを展開する計画のようです。
(出展 トヨタ自動車)
共通化に向けてフレキシブル性を持たせたプラットフォームをグループ内の多くの車種に展開する手法はライバルメーカーのVWが「MQB」プラットフォームで先行しており、日産・ルノーアライアンスやマツダも同様な手法を採り入れています。
(出展 フォルクスワーゲン)
新プラットフォームではアンダーボディやサスペンションを刷新するとともに、パワートレーンユニットを低配置化することで、クラストップレベルの低重心化を実現。
骨格構造の見直し等により、ボディ剛性を従来比で30~65%向上、気持ちの良いハンドリング、高質な乗り心地、高い衝突安全性能を確保しているそうです。
また新プラットフォームと連携して新たなパワートレーンを開発しており、エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、システム全体で動力性能を約15%以上、燃費を約25%向上させるなど、高性能・低燃費を実現。
(出展 トヨタ自動車)
ハイブリッドシステムについても駆動ユニットの配置見直しやモーター・インバーター・バッテリーの小型・高効率化により燃費向上に貢献。
一方、同社では生産部門においても「意志ある踊り場」として取り組んで来た投資低減による原資を元に、成形技術の向上による高意匠の実現やボディ接合にレーザー溶接技術を採用するなど、「もっといいクルマづくり」に向けた活動を展開。
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併せて既存工場の稼働率を2009年比で20%向上、モデル切替え時の設備投資額を2008年比で半減するなど、経営を取り巻く環境が激変する中、同社ではクルマ作りの全てを見直す意気込みでカイゼン活動に取組んでいるそうです。
これら一連の活動の中核をなすのが「TNGA」(Toyota New Global Architecture)。
「TNGA」ではクルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目標に、グルーピング開発による部品・ユニットの賢い共用化を通して20%以上の開発リソーセス削減見込んでいるそうです。…