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ドル121円前半、FOMC控え円とユーロに買い戻し
[東京 16日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅ドル安/円高の121円前半。週半ばの米連邦公開市場委員会(FOMC)が意識され、ポジション調整主体の取引となるなか、ユーロも円も対ドルで買い戻される流れとなった。
午前5時前に121円半ばだったドル/円は、午前9時まで売り優勢で推移し、いったん121.30円まで下落。その後、日経平均株価のプラス圏浮上や輸入企業のドル買い/円売りで121.42円まで戻したが、東京市場終盤にかけては改めて円買戻しが広がり、121.15円まで下押しした。
市場では、17─18日のFOMCが意識されており、ドル/円は下げても121円前半にとどまっている。「FOMCを受けてドルが上がるのではないかという向きが多くなっている。タカ派的な内容が示されなかったとしても先々利上げをすることに変わりない」(外為アナリスト)との声が出ていた。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(3月10日までの週)によると、主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する投機筋のドル買い越し額は4週間ぶりの高水準に増加し、ドルの先高観を示している。
<ユーロ/ドルは買戻し>
ユーロ/ドルは午前5時前に1.0457ドルまで下落し、12年2カ月ぶりの安値を付けたが、その後は買い戻しが入った。一時1.0543ドルまで上昇し、3日ぶりの高値を付けた。
ユーロ/円は、ユーロ/ドルの値動きに合わせ、朝方の安値127.20円から終盤の高値127.82円まで反発した。
「FOMCが控えているので、ユーロショートでポジションを傾けてきた人はイベント前にいったん整理したいというのがある。18日の夜までは今までのトレンドと逆方向に調整しやすい」(邦銀)として、売り込まれたユーロはやや買い戻されやすいという。 続く…
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