中国、経済成長率のみを重視すべきでない＝習国家主席

　

　［ボアオ（中国）　２８日　ロイター］ – 中国の習近平国家主席は２８日、中国は経済成長率のみを重視すべきではないとし、持続的で質の高い成長を目指す考えをあらためて示した。中国海南島で開かれた「ボアオ・アジアフォーラム」で講演した。

　中国指導部は今月上旬に開催した全国人民代表大会（全人代、国会に相当）で、２０１５年の中国の経済成長率の目標を７％前後とするとの方針を明らかにした。２０１４年の目標の７．５％から引き下げた。

　習主席は、７％という成長でも依然すばらしい数字だと強調した。

　主席は、中国経済に耐性があり潜在力が高いとしたほか、さまざまな政策ツールも活用できるとの認識を示した。アナリストは、中国人民銀行（中央銀行）が年内に追加利下げを行うと予想している。

　＊写真を差し替えて再送します。

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