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家電ネットショップ「まいど」運営 ポイントの不正取得が取りざたされていた(株)ディケイシーほか1社が破産
(株)ディーケイシー(TSR企業コード:294505687、大田区西蒲田7-45-8、設立平成10年4月7日、資本金8000万円、福本繁夫社長)と(株)DMC(TSR企業コード:297875647、同所、設立平成21年3月2日、資本金100万円、同社長)は4月27日、東京地裁へ破産を申請し4月28日、破産開始決定を受けた。破産管財人には土岐敦司弁護士(成和明哲法律事務所、港区虎ノ門4-3-1、電話03-5408-6160)が選任された。
負債総額はディーケイシーが約65億4000万円、DMCが約9億5000万円、2社の負債合計約74億9000万円。
「まいど」の店名で、テレビ、デジカメ、パソコンなどを取り扱う家電製品のネット通販事業を展開。各大手の仮想インターネットモールに出店し、一部では平成21年、22年連続でショップオブザイヤーを受賞したほか、25年にもベストストアAV部門第1位、総合部門・家電部門第2位を受賞するなど、優良店舗として評価されていた。本社常駐のスタッフが電話対応によるアドバイスを行うなど、顧客志向でリピーターを確保し、26年3月期に売上高約118億円(会社公表)を計上していた。
しかし、27年3月にインターネットショップ大手「Yahoo!ショッピング」上で、社員が自社に対して大量に架空注文することでヤフーからポイントを不正取得していたとする行為が取りざたされた。こうしたなか、3月6日に運営するショッピングサイト「まいど」を休止、3月19日にサポート業務も終了する一方で、会社の関係者が「事後処理を弁護士に一任している」旨を説明するなど動向が注目されていた。
DMCはディーケイシーの関連会社。ディーケイシーに連鎖した。