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日経平均は反落、高値警戒感から利食い優勢
[東京 24日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は反落した。米国株安や円高含みの為替が重しとなったほか、日本株の上昇ピッチの速さから高値警戒感が広がり利益確定売りが優勢だった。前場には中国経済指標の悪化を嫌気し、日経平均が前日比108円安となる場面もあった。
もっとも公的マネーの流入期待や押し目買い需要などが下値を支え、底堅い地合いは維持した。
午前に発表された3月のHSBC中国製造業PMIが景気判断の分かれ目となる50を下回り、11カ月ぶりの低水準となったことで、先物主導で日本株売りが強まる場面があった。ただ売り一巡後は下げ幅を縮小。市場では「悪材料が出ても反応がみられず、よほど需給がいいということ」(国内証券)との見方が出ていた。
26日の3月期末権利付き最終売買日が近づき、配当権利取りの買いや配当確保を狙う売り手控えなどが相場の支えになっているという。個人投資家を中心に押し目買い意欲が根強いほか、日銀や公的年金による買いが需給を好転させ、投資家の買い安心感につながっているという。
一方、市場の一部では先行きを警戒する声も出ている。楽天証券経済研究所シニアマーケットアナリストの土信田雅之氏は「日経平均2万円を突破するムードのなかで強い相場が続いているが、達成した後は先行きに対する見方が分かれ、短期筋の売り仕掛けにより調整入りする可能性はある」と述べた。
個別銘柄では、戸田工業(4100.T: 株価, ニュース, レポート)が後場一段安。午後1時に発表した2015年3月期見通しで営業損益10億円の黒字(前期は8億円の赤字)を見込んだが、第3四半期までの累計営業利益11億1600万円を下回る見通しだったことが嫌気された。
半面、MUTOHホールディングス (7999.T: 株価, ニュース, レポート)は堅調。24日、2015年3月期の期末配当金予想を従来の5円から7円に増額した。
東証1部騰落数は、値上がり719銘柄に対し、値下がりが1005銘柄、変わらずが152銘柄だった。 続く…
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