セリーヌ tシャツ パロディセリーヌ tシャツ コピーセリーヌ tシャツ コーデ 忍者ブログ

仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!

ビジネスマン必見!おすすめのビジネス管理ツールアプリを、独自のランキングと口コミでピックアップ!縦横無尽に使いこなせば、仕事の効率アップ間違いなし!
[40199]  [40198]  [40197]  [40196]  [40195]  [40194]  [40193]  [40192]  [40191]  [40190]  [40189

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ただいま家猫修業中

 ただいま家猫修業中

 あれ、テレビ台のすきまに隠れてこっちを覗いてるのは誰でしょう?
 
 
 
 その綺麗な目は、ルナちゃんじゃあありませんか。
 もうシャ~~フウ~~はやめたんですか?こんなに近づいても怒りません。ルナちゃん、ずいぶん性格が丸くなったね。出ておいでよ。
 「でも、まだちょっとお客さんはコワイの」と、困った顔をしています。
 
 
 
 1月の猫日記「ノラ母さんのミステリー」でご紹介した元ノラ・ルナちゃんです。
 まだうら若いルナちゃんは、自分が産んだのでもない仔猫を2匹懸命に育てていました。
 
 それにほだされたセツコさんに3匹一緒に保護されたあと、母子ではないという仰天の事実がわかったのでした。
 きっと外でどんなにかたくさんつらく怖い思いをしたのでしょう。ルナちゃんは、シャ~~ハア~~~と、般若顔で威嚇し続け、人間になかなか心を許しませんでした。猫部屋に入ると、こんな風に鴨居の上から威嚇するし。ルナちゃん=「おおコワ!」だったのでした。
 
 
 
 ルナ母さんに「人間と目が合ったら、シャ~~だからね!」と教え込まれていたに違いありません。黒白の男の子「まる」も、キジトラの女の子「アンジー」も、なかなかに手ごわいチビちゃんでした。
 
 
 
 でも、セツコさんが根気よく話しかけを続け、3匹は保護部屋から居間のほうまで出て、遊ぶようになり、先住保護猫3匹とも打ち解けていきました。
 子猫たちがセツコさんに抱っこされてもじっとしているようになった頃、キジトラのアンジーちゃんがもらわれていきました。
 アンジーは「ラニ」という名をつけてもらい、もらわれて3日目でゴロゴロ言い、ひと月たった今では里親さんの膝の上でこんなに伸びきって眠るほど。
 
 
 
 すっかり家猫になったラニちゃんですが、じつは、もらわれてしばらくして、こんな事件が…。
 里親さんのフラダンスの衣装の上に乗ってしまったラニちゃん、「こらー」と怒られて、パニックになり、里親さんの頭上に飛び降り、噛みついてしまったのです。
 流血の惨事。でも、そのあと、我にかえってシュンとしてしまったラニちゃん。それまでは、ときたまシャ~~と言っていたのが、その日からいっさい「シャ~~」と言わなくなってしまったのですって。流血がふたりの絆を深めたようです。
 
 「これからも時々噛まれたりしながらも、仲よくやっていきたい」と言ってくれるやさしい里親さんのもとで、ラニちゃんの家猫修業はもうしばらく続きます。
 
 もう一匹の子猫「まる」くんは、2月22日の猫の日に、阿佐ヶ谷の「ポロン亭」という喫茶店でお見合いをして、預かり期間を経て、正式譲渡となりました。
 ここには、先住猫のプリティーな「ももこ」おねえちゃんがいて、家猫修業とおとうと修業の始まり始まり。
 
 
 
 まるくん改め「晋作」くんです。高杉晋作のざんぎり頭に似ているのでつけられた名前です。彼のようにのびやかに生きてほしいという意味もあるのだそう。愛されてますね、晋作くんも。
 里親さんは「わたちももこ」という楽しいブログをなさっていて、ももこちゃんもタジタジの、晋作くんの大物ぶりにクスクスです。
 
 
 さてさて、一番手ごわいルナ母さんはというと、子どもたちがいなくなった直後は探し回ったそうですが、すぐに落ち着き、先住猫たちのそばで穏やかに過ごす時間が多くなってきました。ネズミのおもちゃへの食いつきぶりはすごいそうですが。
 
 
 
 抱っこをしても怒らなくなったので、先日、初めてワクチン注射へ。先生に威嚇もせず、おとなしく注射もさせ、帰宅してはじめてセツコさんの足にスリスリしたのです!
 「おうちに戻ってこられた!」と、安心したのかもしれません。バリバリのノラだったルナちゃんの、なんともいじらしい家猫修業です。
 
 「あの、シャ~~ハア~~の般若顔のルナが、2か月半でここまで家猫らしくなるなんて。ちょっとずつ、ちょっとずつ、距離が近づいて、殻がとれてきて、毎日感動しっぱなしです」と、セツコさんは目を潤ませます。
 一応、まだ里親募集中ということですが、ルナちゃんは「ここがあたしンち」って決めたようですよ、セツコさん。
 
 ルナちゃん、よくよく見れば、とっても愛らしい顔立ちの美人さん。そんなルナちゃんにほれ込んで、早くも絵のモデルにした画家もいます。
 ボタニカルアートの中島祥子さんです。
 
 
 
 ガクアジサイの花びらに囲まれた花の妖精、ルナちゃん。
 ゆったりと、幸せそうに描かれています。
 
 ルナちゃん、子育てお疲れさま。
 家猫修業、その調子!これからは、まだ遊び盛り、甘え盛りの家猫として、日々を楽しんで、長生きしてね!
 
 
 
 ライタ―紹介佐竹茉莉子
 フリーランスのライター。路地や漁村歩きが好き。
 取材先の町々で出会った猫たちのしたたかけなげな物語を、写真と文で伝えるべく、小さな写真展を展開中。飼い猫5匹。馴染み猫数しれず。
 
 
 本記事は「フェリシモ猫部」から提供を受けております。
 著作権は提供各社に帰属します。

PR
Submit Comment
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
HN:
上原健二
性別:
非公開
P R
忍者ブログ [PR]
Template by repe