福岡、ＭＩＲＡＩタクシー登場 全国初、予約中心

　

　

　　福岡県のタクシー会社５社は２５日、燃料電池車「ＭＩＲＡＩ（ミライ）」を１台ずつ全国で初めて導入し、県庁で出発式を開いた。料金は通常の中型タクシーと同じだが、各社とも当面は予約や駅のタクシー乗り場を拠点とした運行が中心になるという。メーターなど準備が整い次第、営業する。

　　導入したのは、福岡市の福岡西鉄タクシー、北九州市の北九州第一交通など。ボディーは黒色４台、紺色１台で、いずれも天井灯などの外観は普通のタクシーと同じだ。

　　県内で利用できる水素ステーションはまだ北九州市の１カ所しかなく、計画的に走行する必要があるという。