米当局、日産自リコール車99万台を調査 修理不十分の疑い＝ＡＰ

　

　［２２日　ロイター］ – ２０１３―１４年に日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)がリコール（無償回収・修理）した約９９万台に関し、問題部分が修理されていないとの苦情を受けて米道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）が調査していることが分かった。ＡＰ通信が報じた。

　このリコールは、衝突を感知して助手席エアバッグを膨張させるソフトウエアの欠陥によるもの。助手席に人が座っていることが認識されず、エアバッグが作動しない恐れがあるという。

　ＮＨＴＳＡによると、米国内で１２４人が修理による効果の検証を申請した。

　日産自動車はＡＰに宛てた声明で、ソフトウエアの更新で問題には対処しており、リコールと関連しない顧客からの懸念事項に関しては別途対応するようディーラーらに指示したと明らかにした。

　同社とＮＨＴＳＡからのコメントは得られていない。

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