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米GE産業部門9%増益、コスト削減や利益率改善で
[17日 ロイター] – 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)が17日発表した第1・四半期決算は、産業重視の戦略を強め、金融部門を縮小する中、産業部門が9%の増益となった。コスト削減が奏功し、利益率が改善したことも追い風となった。
産業部門の売上高は1%減となったが、為替変動や買収売却関連の9億5000万ドルの影響などを除くベースでは3%増となった。
同部門の営業利益率は14.6%と、前年同期から1.2%ポイント上昇した。コスト削減に加え、高利益率のサービス関連の売り上げが押し上げに寄与した。
全体での第1・四半期の純損益は136億ドル(1株あたり1.35ドル)の損失。金融部門GEキャピタルでの事業縮小による160億ドルの特別損失が圧迫した。同社は10日、一段の金融部門縮小を発表した。
特別項目を除くベースの1株利益は0.31ドルとなり、トムソンロイターIBESによるアナリスト予想を0.01ドル上回った。
GEキャピタルの収入が39%減となるなか、総売上高は12.5%減の293億4000万ドルとなった。
原油価格下落で注目されていた石油・ガス事業の売上高は8%減となったが、特殊要因を除く自立成長のベースでは横ばい。利益は3%減、営業利益は11%増となった。
ソラリス・アセット・マネジメントの最高投資責任者ティム・グリスキ氏は「石油・ガス事業の売上高は持ちこたえている」としつつも、「同事業の業績が今後悪化する可能性はある」と慎重な見方を示した。
*内容を追加して再送します。
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