英政府、ロイズ株売却で5億ポンド回収

　

　［ロンドン　２６日　ロイター］ – 英政府は金融大手ロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)の株式を売却し５億ポンドの収入を得たことを明らかにした。

　金融危機時に注入した公的資金のうち９０億ポンド（１３４億２０００万ドル）を回収したことになる。

　政府保有株を管理しているＵＫフィナンシャル・インベストメンツ（ＵＫＦＩ）は２６日、政府の保有比率が２１．９９％に低下したと発表した。英当局は２００９年にロイズを救済した際に、同行の株式４０％を取得した。

　オズボーン財務相は、ツイッターで「ロイズ株の売却により追加で５億ポンド（７億４５００万ドル）を回収した。これまでに回収した資金は９０億ポンドとなり、国家債務の返済に充てられている」と説明した。

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