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豪州、次世代潜水艦入札プロセス開始 日独仏に参加求める
[アデレード(オーストラリア) 25日 ロイター] – オーストラリアは総額500億豪ドル(388億米ドル)の次期潜水艦建造プロジェクトについて、日本、ドイツ、フランスの3カ国に入札への参加を求めた。
アンドリュース国防相は25日、当地で開催された次期潜水艦に関する会合「フューチャー・サブマリン・サミット」で、日独仏3カ国が同プロジェクトの「国際パートナー」として浮上したと表明。「競争評価」には少なくとも10カ月を要する見込みで、その後国防省が政府に優先入札者について助言すると説明した。
同プロジェクトは、オーストラリアが現在保有するコリンズ級潜水艦6隻に替えて新型潜水艦を導入する計画。
オーストラリアの業界筋によると、入札者宛てに書面が用意されており、6カ月間内にコンセプト・デザインを提出するなどの要件や、入札者が同プログラムでどのように国内業界を巻き込むかなどの詳細が記載されているという。
同プロジェクトについては、ドイツ鉄鋼大手ティッセンクルップ(TKAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)とフランスの造船会社DCNSが関心を示している。
アボット豪首相は、最近まで、三菱重工(7011.T: 株価, ニュース, レポート)と川崎重工(7012.T: 株価, ニュース, レポート)が建造する潜水艦の導入に傾いていた。ただ、2月に入り与党・自由党内で首相のリーダーシップに対する批判が高まったことを受けてアボット氏は方針を変え、年末までに一般競争入札により近い形で発注先を選定すると表明した。
日本の2社は「フューチャー・サブマリン・サミット」に招待されていたが、出席していない。
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