Ｃ・ロドリゲス、パルマの窮状に困惑「給料未払いは知らなかった」

　

　　Ａマドリードからパルマへ移籍したＭＦクリスティアン・ロドリゲスは、パルマが予想以上の問題を抱えていたことに少々戸惑っているようだ。

　　アトレティコで十分な出場機会を得られていなかったＣ・ロドリゲスは、レンタルでパルマに加入。セリエＡで最下位に沈むチームを助ける活躍が期待される。

　　だがチームが成績面で苦戦していることは事前に知っていても、財政面で深刻な問題を抱えることは聞かされていなかったようだ。スペイン『ｋａｉｓｅｒｍａｇａｚｉｎｅ．ｃｏｍ』によるインタビューでＣ・ロドリゲスは次のように語った。

　　「外側からでは違って見えるものだ。パルマが問題を抱えているのは勝てないことだけだと思っていたけど、ほかにもたくさんの問題があるんだ。６カ月前からどの選手も給料を受け取っていないとは知らなかったよ」

　　パルマでは加入以来セリエＡの２試合とコッパ・イタリアの１試合にいずれもフル出場。少なくとも出場機会を得られることには満足しており、移籍を後悔はしていないと主張した。

　　「来たことを後悔はしていない。自分自身のベストを尽くすつもりだ。残留するなら全員で残留する、死ぬことになるなら全員で死ぬことになるよ」

　　「自分の力を見せることが目標だ。アトレティコではすごく満足していたし、たくさんのタイトル獲得も経験できた。でもマドリッドで練習をして良い暮らしをするだけでは意味がなかったんだ。僕が望んでいたのはプレーすることだ。少なくともここではそれができている」(Goal.com)