酒井高のシュツットガルト、コートジボワール代表ＭＦディエをバーゼルから獲得

　

　　日本代表ＤＦ酒井高徳が在籍するシュツットガルトは２日、バーゼルからコートジボワール代表ＭＦジョフロワ・セレイ・ディエ（３０）を獲得したことを発表した。『ビルト』『キッカー』などドイツメディアの報道によると、シュツットガルトが支払う移籍金は５０万ユーロ程度のようだ。

　　ブンデスリーガ第１８節、ホームでのボルシアＭＧ戦を０－１で落とし、１７位に転落したシュツットガルト。同クラブは移籍市場最終日に、現在コートジボワール代表の一員としてアフリカ・ネーションズカップを戦っているディエの獲得を成立させた。

　　ボランチを本職とするディエは２０１３年冬の移籍市場でシオンからバーゼルに加入し、公式戦６８試合に出場していた。シュツットガルトのロビン・ドゥットＳＤ（スポーツディレクター）は、同選手の獲得を次のように喜んでいる。クラブの公式サイトがコメントを伝えた。

　　「彼は国際舞台で豊富な経験を持つプレーヤー。新しい環境に早く順応できることを期待している。彼特有の堅実なプレースタイルは、我々のサッカーに安定性を与えてくれるだろう。我々が探していたとおり、うちの若手が必要としていた模範となるベテラン選手だよ」

　　ワールドカップでは、国歌斉唱の際に涙を流したことが話題となったディエ。シュツットガルトと２０１７年までの契約にサインした同選手は、早くもチームをけん引することが期待されているようだ。(Goal.com)