[マザーズ市況]マザーズ指数は続落、日経平均弱含みで利益確定売り広がる

　

　*16:51JST マザーズ指数は続落、日経平均弱含みで利益確定売り広がる
　　本日のマザーズ市場は、欧米株安を受けて日経平均が弱含みで推移するなか、主力株を中心に幅広い銘柄で利益確定売り優勢の展開となった。直近IPO銘柄の一角や出遅れ感の強まっていた銘柄に物色が向かったが、広がりに欠けたほか、買いが先行したもののその後急速に値を消す銘柄も目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で959.31億円。騰落数は、値上がり36銘柄、値下がり169銘柄、変わらず3銘柄となった。
　　個別では、ミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>、サイジニア<6031>、ＩＴＢＯＯＫ<3742>、ＡＣＣＥＳＳ<4813>などが軟調。また、アクロディア<3823>、ラクーン<3031>、スノーピーク<7816>、インテアＨＤ<3734>、モルフォ<3653>などで利益確定売りが強まり、下落が目立った。一方、上場2日目のＡｉｍｉｎｇ<3911>が20％近い上昇となったほか、ヒューマンウェ<3224>も13％超の上昇。その他、シリコンスタジ<3907>、ファーマＦ<2929>、イード<6038>、ショーケースＴ<3909>、ファーストロジ<6037>などが堅調だった。
　　なお、本日マザーズ市場へ上場した3社の初値は、モバファク<3912>が公開価格の約2倍、日本動物高度医<6039>が公開価格比約44％の上昇、プラッツ<7813>が同約70％の上昇と、いずれも堅調な初値形成となった。
　《HK》