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[本日の注目個別銘柄]江守G、カネカ、ジャムコなど
<8613> 丸三証券 1074 +150ストップ高比例配分。前日に今期の期末配当予定を発表している。普通配当の30円に加えて、特別配当の40円を実施、期末配当金は70円(前年同期25円)とする計画。年間配当金は85円(前期55円)となる。前日終値をベースとした配当利回りは9.2%にまで達することになり、ポジティブなインパクトが強まる格好へ。なお、同時に、今期から17.3期末まで、普通配に加えて毎期一株当たり40 円の特別配当を継続実施するとも発表した。株主還元策の強化としてポジティブに受け止められる状況に。
<2461> ファンコミ 952 -109下落率トップ。前日に2月の月次動向を発表している。前年同月比増収率は12.2%増、1月の同17.9%増から伸び率は低下している。前月も伸び率縮小(12月は同25.3%増)を受けて大幅安となった経緯があり、一段の伸び率縮小にはネガティブなインパクト。高い伸びを牽引していたモバイル向け広告の伸び率が大きく鈍化へ。
<4118> カネカ 866 +39買い優勢。シティでは投資評価「1」を継続で、目標株価を780円から950円にまで引き上げている。円安や原料安など事業環境の好転に加え、「カネカロン」、モディファイヤー、塩素化塩ビなどの拡大で、来期営業利益は前期比40%増と大幅増益を予想。また、足元の業績に対する改善意欲や株式市場との対話姿勢が強まっている印象も受けると。もともと財務体質は良好で、こうした経営の変化は業績や株主還元に現れようと指摘。
<9963> 江守G 764 -150ストップ安。遅延していた第3四半期の決算を前日に発表している。最終損益は440億円の赤字となり、12月期末で234億円の債務超過になっている。中国子会社による不適切な取引に伴って、貸倒引当金462億円を計上したことが背景。警戒感は強まっていたものの、予想外の大幅な損失計上となったことで、先行き不透明感が一段と増す状況に。
<2326> デジアーツ 1284 +155上昇率2位。マイナンバー関連としても台頭する展開になっているようだ。前日にはマイナンバー関連製品の発表会を開催しているもよう。マイナンバーでは情報流出リスクなどが警戒されているが、同社では、番号が記載されたファイルを暗号化して、流出してもネット経由でファイルを削除できるソフトを提供するもようだ。相対的な株価の出遅れ感なども妙味に、今後の期待感を高める動きが先行へ。…