仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[注目トピックス 外国株]9日の香港市場概況:香港ハンセン指数は小幅安、米早期利上げ観測の浮上などが重し
*18:29JST 9日の香港市場概況:香港ハンセン指数は小幅安、米早期利上げ観測の浮上などが重し
9日の香港市場はまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比40.95ポイント安(-0.17%)の24123.05ポイントと小幅ながら5日続落する半面、本土企業株で構成されるH株指数は68.99ポイント高(+0.59%)の11675.92ポイントと続伸した。売買代金は764億6100万香港ドル(6日は725億3000万香港ドル)。
朝安の後に売り買いが交錯する流れ。2月の中国貿易統計で輸出が低迷したことや、米国で早期利上げ観測が浮上したことなどを嫌気して売りが先行したものの、本土株の急反発を支援材料に香港でも中盤から買いが増えた(ハンセンは下げ幅縮小、H株はプラス転換)。本土マーケットでは、証券当局が商業銀行に対し、証券業務を解禁する方向で検討を進めていると伝えられたことを材料に銀行株が軒並み急伸、相場を押し上げた。
ハンセン指数の構成銘柄では、カジノ運営会社の銀河娯楽集団(27/HK)が2.3%安、政府系港湾大手の招商局国際(144/HK)が2.1%安、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(992/HK)が2.0%安と下げが目立った。銀河娯楽集団については、業界の先行き不安が強まっていることが売り材料視されている。マカオでカジノ業界の求人数が大幅減少していると伝えられた。レノボに関しては、楊元慶・董事長兼CEOが連日で、保有するレノボ株を売却していたことがネガティブ材料となっている。
一方、H株銀行セクターは軒並み上昇。中国民生銀行(1988/HK)と招商銀行(3968/HK)が揃って1.9%高、中国建設銀行(939/HK)が1.3%高と値を上げた。証券業務が解禁された場合、業績が拡大するとの期待が先行した。
【亜州IR】
《KO》