3月の英消費者信頼感指数プラス4、約13年ぶり高水準＝ＧｆＫ

　

　［ロンドン　３１日　ロイター］ – 市場調査会社ＧｆＫが公表した３月の英消費者信頼感指数はプラス４と、２月のプラス１から上昇し、２００２年６月以来約１３年ぶりの高水準になった。

　総選挙に向けてキャメロン首相の追い風となりそうだ。

　ロイターがまとめたエコノミスト１７人の予想をすべて上回った。

　今回の調査は概ね、オズボーン財務相が予算案を発表する前に行われた。ＧｆＫは、消費者の予算案への反応は当初薄かったとしている。

　ＧｆＫの社会調査担当マネジングディレクター、ニック・ムーン氏は「消費者の予算案への反応が今後、好意的なものに変われば、来月の指数は一段と上昇する可能性がある」と指摘。「総選挙に向けて消費者信頼感の上昇が続けば、政府にとって良いニュースとなる」と述べた。

　世論調査によると、キャメロン首相率いる与党保守党と最大野党労働党の支持率はほぼ拮抗。５月７日の総選挙は接戦が予想されている。

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