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3月13日公開の映画『イミテーション・ゲーム』:世界最初のコンピューター科学者がナチスを打ち負かす物語
Inc.:アラン・チューリングという名前を聞いたことは? この、英国の数学者で、第二次世界大戦でドイツ軍の暗号を破り、戦争の終結に貢献した天才のことをご存じなくても、大丈夫です。あなただけではありませんから。
チューリングは神秘のベールに包まれた人物です。以前はそれほど知名度はありませんでしたが、ベネディクト・カンバーバッチが主演する新作映画「イミテーション・ゲーム」のおかげで、国際的にも名が知られるようになりました。
ノルウェーの映画監督モルテン・ティルドゥムによるこの映画は、アンドリュー・ホッジスの1983年の著作『Alan Turing: The Enigma(アラン・チューリング:エニグマ)』が原作です。「エニグマ」とは、ナチスが戦時中に使っていた暗号機の名前であり、また、チューリングのミステリアスな性格を表すキーワードでもあります。(enigma:謎、謎めいた言葉、不可解な出来事)
この映画は、伝記でもあり、歴史ドラマでもあります。チューリングを天才的なイノベーターとして描くとともに、誤解され見捨てられた戦争の英雄としての人生も描いています。社会的に不器用なイノベーターであり、隠れた同性愛者であったチューリングは、人と一緒にいるよりもクロスワードパズルを好み、同僚との人間関係もうまくいきません。この映画の主題を表し、劇中にも登場する台詞があります。「誰も想像すらしなかった人が、誰も想像すらしなかったことを成し遂げるものよ」
世界最初のコンピューターを作った男
英国の諜報機関MI6に雇われ、エニグマの暗号解読チームに参加するとすぐに、チューリングは、チームの方針が間違っていると指摘します。
「機械に勝てるのは機械だけなのでは?」
チューリングは、ドイツの暗号を瞬時に解読する機械を構想します。その実現には英国政府からの追加の資金提供を必要としました。暗号解読チームを任されたチューリングは、ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイが演じる)という若い女性数学者を雇います。国家機密のプロジェクトに女性が関わるなんて許されない時代です。
数ヶ月の間、チューリングの機械はエニグマの暗号を解読できませんでした。ついに、政府暗号学校の司令官はチューリングを解雇、機械のプラグを引き抜いてしまいます。しかし、第二のチャンスが訪れ、チューリングと同僚たちは、ついに戦争を終わらせ、歴史を変えるブレークスルーを生み出します。…