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【地球科学】南北米大陸、定説よりも1000万年前に接合か
掲載日:2015年4月10日
http://www.afpbb.com/articles/-/3045093
北米大陸と南米大陸は、これまで考えられていたよりも1000万年ほど早い、1300~1500万年前に接合したとする
新たな研究結果が9日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。
2つの大陸はかつて「中央アメリカ海路(Central American Seaway)」と呼ばれる深い海峡で分断されていたが、
この海峡が、ある時期に地峡となったものが現在のパナマ地峡だ。
これまでの研究では、両大陸がつながったのは約300万年前とされていた。そして北極圏の氷河作用や大陸間の
種の移動は、中央アメリカ海路が閉じた結果、鮮新世から更新世にかかる今から約300万年前に始まったと考えられていた。
しかし、コロンビア北西部アンティオキア(Antioquia)州とコルドバ(Cordoba)州の掘削孔から、パナマに
由来したとしか考えられないさらに古い時代の鉱石が発見された。論文はこのパナマ産の鉱石の年代を少なくとも
1300万年前の中期中新世と推計している。
論文の主著者となったコロンビアの地質学者、カミロ・モンテス(Camilo Montes)氏は、2つの州から産出された
岩石の分析結果に疑いの余地はほとんどないと述べている。
今回の発見が確認されれば、最近の時代の海洋循環パターンや地球の気候に関する現在の理解が見直される可能性が
あると、サイエンス誌の編集部は述べている。(c)AFP
<画像>
パナマ運河の大西洋側にあるガツン閘門(こうもん、2015年3月23日撮影)。(c)AFP/Rodrigo ARANGUA
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/1024x/img_22bbb7fbf5b9f4c212a0ee2fb40ba1c0190046.jpg
<参照>
Continental connection: North, South America linked much earlier than thought | The Why Files
http://whyfiles.org/2015/continental-connection-north-south-america-linked-much-earlier-than-thought/