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【技術】米アマゾンの音声認識スピーカー「Echo」に見るスマートホームの未来…布団の中から音声で消灯も[04/11]
米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムの音声認識スピーカー「Echo(エコー)」が形になり始めた。
アマゾンは、このWi-Fi接続可能なスピーカー兼バーチャル(仮想)アシスタント端末に、照明や家電を遠隔操作できる機能を付け加えた。
例えば、音声で命令するだけで、ベッドに入ったままテレビをつけたり、照明を消したりすることが可能になる。アマゾンは8日、エコー購入者
に電子メールで新サービスを通知した。
他のウェブ対応端末と同様、エコーは常置接続状態にあり、「ウェイクワード(呼び出し単語)」――初期設定では「アレクサ」あるいは
「アマゾン」――と呼ばれるユーザーの呼びかけを検知できるよう準備している。音声による指示をきっかけに、質問をネットで検索したり、
遠隔地のサーバーに保存された音楽を再生したり、ユーザーの命令を次々にこなしたりする。
しかし、このアマゾンの端末が持つ潜在性の全容は見えにくい。また、アップルの「Siri(シリ)」、グーグルの「Now(ナウ)」、マイクロソフトの
「Cortana(コルタナ)」といった競合サービスとの激烈な競争にも直面している。それでも、家庭のあらゆるモノが全て接続された環境の実現
を目指し、IT企業は長年しのぎを削ってきた。いわゆる「モノのインターネット(IoT)」によって、接続できる端末やサービスは増えている。
グーグル傘下のネストが手がける煙感知器やサーモスタット(自動温度調節器)、アップルの家電や住宅設備の操作を制御する「ホーム
キット」ソフトウエアなどがそうだ。
しかし、こうした「スマート」ホーム開発競争は複雑になってきている。ハードウエアメーカーがそれぞれ矛盾する目標を設定したり、
インターネットサービスに一貫性がなかったりするためだ。
エコーの新機能は米ベルキン・インターナショナルのWeMo部門の電源器具、オランダの電機大手フィリップスが「Hue(ヒュー)」ブランドで
展開する照明機器に対応している。どちらも家庭のWi-Fiに接続することができる製品だ。アマゾンによると、照明スイッチなど3種類の
WeMo製品、フィリップスの5種類の照明機器がエコーと接続可能だという。これ以外の製品もエコーで使用できるようにするかについて、
アマゾンは明らかにしていない。
原文(英語):Amazon Hints at Smart Home Future Through Echo Device
http://blogs.wsj.com/digits/2015/04/08/amazon-hints-at-smart-home-future-through-echo-device/
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
http://jp.wsj.com/articles/SB11340384235203263823104580571791989333362
写真=アマゾンの音声認識スピーカー「Echo(エコー)」 Amazon.com
http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-HV075_150410_G_20150410044852.jpg