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「Apple Watch」認知度はニュースで65.2%に急上昇、しかし真剣な購入検討者は多くなさそう
MMD 研究所は、米国 Apple が腕時計型ウェアラブル デバイス(スマートウォッチ)「Apple Watch」の発売日などを発表したことを受け、消費者を対象に Apple Watch の認知度や購入意向などを調査した。それによると、今回の発表の前から知っていたという人の割合は22.2%にとどまったが、「3/10に発表されたニュースで知った」が43.0%おり、最終的な認知度は65.2%にまで上昇していた。発表後にテレビや新聞などで大々的に報道された影響が大きいのだろう。
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Apple Watch は、iPhone と無線 LAN(Wi-Fi)や Bluetooth 経由で連携し、時刻やメッセージの表示、通話、メッセージ交換、装着者の動作検知、脈拍計測といった機能を提供するスマート デバイス。第一弾として、日本を含む9つの国と地域(日本、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、英国、米国)で4月10日に購入予約の受付を開始し、4月24日に発売する計画。
大きく分けて3モデル用意されるが、ボディの素材やデザイン、バンドの種類が異なるだけで、機能は変わらない。しかし、日本における税別メーカー希望小売価格は「Apple Watch SPORT」が4万2,800円から4万8,800円、「Apple Watch」が6万6,800円から13万2,800円、「Apple Watch EDITION」が128万円から218万円と、非常に幅がある。
MMD 研究所は、調査対象者の全員に Apple Watch 各モデルの写真や価格などを示して購入意向を質問してみた。もっとも購入を希望する人の多かったのは Apple Watch で、「購入したいと思う」(6.5%)と「やや購入したいと思う」(11.6%)を合わせて18.1%が購入する意向を示した。
これに対し、Apple Watch SPORT は「購入したいと思う」(5.7%)と「やや購入したいと思う」(10.3%)で合計16.0%、Apple Watch EDITION は「購入したいと思う」(4.7%)と「やや購入したいと思う」(7.9%)で合計12.6%。価格の高いモデルほど購入希望率が低いわけでなく、しかも、価格差の割に希望率の差はきわめて小さいように感じる。
また、Apple Watch を知っているとの回答者1,413人の購入意向は以下の通り。…