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アップル、リアルタイムで位置情報を共有する新特許取得
追跡は点から線へ、ペットの迷子防止にも。
米国特許商標庁は今週、アップルの「デバイス間で位置情報を共有する」ための新たな特許を承認しました。位置情報共有といえば、アップルではすでに「友達を探す」アプリを提供しています。が、「友達を探す」があくまで友達同士の現在地の共有にフォーカスしているのに対し、新たな特許では相手の居場所をリアルタイムで追跡し続けられる、いわば点でなく線でのトラッキングができるのがポイントです。文書には以下のような利用シーンが描かれています。
たとえば第1ユーザーが車を運転中に、第1デバイス上で地図アプリを動かし、同様に運転中の第2デバイスのユーザーに対し通行中の進路を共有することができる。さらに第2デバイスでは、地図アプリ上に第1ユーザーの進路やそれを追うための進路を表示したり、第1ユーザーを追うための道順を言葉で指示したりも、すべてリアルタイムで可能である。
たしかに複数台の車で移動するとき、慣れてない人がうっかり道を間違えてはぐれたりとか、ありますからね~。また、2つの端末間で同じ画面を表示する「ミラーリングモード」も可能になっています。地図を見ながら道案内するときなんかに便利そうです。
また特許文書の中では、追跡対象が人間だけでなく動物やロボットになる可能性も示唆されています。つまりペットの首輪に付けておいて迷子になったとき使ったり、危険な場所でロボットに作業させるときにその動きを監視したりといったことができそうです。デバイス同士は携帯電話ネットワークやWi-Fi、Bluetoothなど何らかのネットワークで接続されていればOKです。
この種の技術でつねに心配されるのはプライバシーとかセキュリティですが、この特許ではあくまで追跡される側の承認がなければ使えないようになっています。
毎度のことながら、特許が承認されたからといってすぐに新サービスとか製品につながるかどうかはまだわかりません。でも特許文書からは具体的な使い方もいろいろとイメージできるし、地図や「友達を探す」といった既存の関連アプリもあるので、この技術が何かしらの形で日の目を見る日は近いのかもしれません。
Image via USPTO
source:USPTO via IGN
(miho)
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