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シークレットサービス、ホワイトハウスのレプリカを欲しがる
欲しいなー、あったら捗るなー。
アメリカ合衆国シークレットサービス、大統領を守るのが仕事です。大統領が暮らすホワイトハウスの警備も任務の1つ。守りたい、もっとしっかり守りたい…。その思いから、サービス長官であるJoseph Clancy氏がホワイトハウス予算委員会に申し出ているのは800万ドル(約9億7000万円)もの予算。使い道は、ホワイトハウスのレプリカ建設のため。
ホワイトハウスレプリカを建設しようとしているのは、お隣メリーランド州にあるシークレットサービスの演習場内。もちろん、ハウス全部を再現しようというのではなく、レプリカとして作るのはその一部。ネタ元のニューヨーク・タイムズ誌によると、ホワイトハウスのレジデンスエリア正面、イースト&ウエストウィングエリア、門番ブース、そしてその周辺グラウンドと道だけ。これだけと言っても、かなりのものですけれどね。
再現しようとしているエリアは、近年「侵入」が相次ぐ場所でもあります。フェンスを乗り越え入ってきてシークレットサービスの犬を蹴った人や悪気がなかったとはいえ、ドローンをハウス内に墜落させた人もいました。こうなってくると、シークレットサービスももっとリアルなトレーニングが必要だと危機感を持っているのでしょう。
例え、偽ホワイトハウスができたとしても、演習場の中なので一般人は見学にいくことはできませんけどね。演習場の中だからこそ、偽といえども侵入されたら面目丸つぶれってな話です。
image by Getty
source: New York Times
Adam Clark Estes – Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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