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ターゲットを絞り、利用シーンを提案する――――ウェアラブル普及に向けたソニーの秘策
ここ最近、にわかに製品が増えているウェアラブル端末。Bluetooth接続することでスマートフォンと連動するのが大きな特徴で、SNSやメールなどをチェックする、スマホにかかってきた通話をする、活動量を記録する、といった機能を持つ。スマートフォンメーカーや通信キャリアもこの分野には注目しており、さまざまな製品が登場している。
中でも積極的にウェアラブル端末を投入しているのが、ソニー/ソニーモバイルコミュニケーションズだ。ウォッチ型の「SmartWatch」やリストバンド型の「SmartBand/SmartBand Talk」に加え、テニスショットの分析結果をスマホに表示する「Smart Tennis Sensor」、ヘッドフォン一体型のランナー向けデバイス「Smart B-Trainer」も発売。グラス型の「SmartEyglass」や、自前のアイウェアに取り付けたアタッチメントに映像を投影する「SmartEyeglass Attach!」の投入も予定している。
また、行動履歴を記録する独自アプリ「Lifelog」アプリのAPIを公開、SmartWatch 3と連動したアプリ開発を支援するなど、異業種との連携も強めている。サードパーティからは、SmartWatch 3やSmartBand/SmartBand Talk用のバンドも多数発売されている。
ソニーは今後、どのような戦略でウェアラブル事業を展開していくのか。ソニーモバイルコミュニケーションズ シニアバイスプレジデント、ソニー UX・商品戦略本部 企画運営部門 部門長の田嶋知一氏に聞いた。
●ターゲットを絞り、ユーザー層は広げる
―― ソニーのウェアラブル端末は、ターゲットを絞った製品が多いように思えます。その考えは今後も変わらないのでしょうか。
田嶋氏 ターゲットは絞っていきます。今はテニスやランニングに絞っていますね。メガネ(SmartEyglass)が典型的で、AR(拡張現実)という一番広いところをやってみましたけど、装着するだけの製品をアスリート向けに出したらどうか、と考えました。
SmartBandを出してから、いろいろな方々から、僕らが思いもよらなかった使い方やアプリのお話をいただいています。そういう方々の活動を支援することも、僕たちの取り組みの1つです。このアタッチ(SmartEyeglass Attach!)もそうで、モジュール型にすることで、幅が広がります。…