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テクトロ、高速シリアル・プロトコル・テスト・プラットフォームを発表
テクトロニクス社は1月11日、最高10Gb/sまでの高速シリアル・リンクの解析、スティミュラス、ストレス付加および特性評価が行える多用途プロトコル・テスト・プラットフォーム製品「TPI4000シリーズ・プロトコル・アナライザ」を発表した。同製品1台で、イーサネット、ファイバ・チャネル、CPRI(Common Public Radio Interface)、FPDP(Serial Front Panel Data Port)など、多くのプロトコルのテストと解析が実現できる。
同製品は「TPI4202型」と「TPI4208型」の2機種をラインアップしている。TPI4202型は、内蔵モニタとキーボードを持った8ポートをサポートするポータブル型、TPI4208型は、32ポートまでをサポートする4Uラックマウント型となっている。それぞれの機種には各種のデータ・レート、プロトコル、アプリケーションに対応したオプションが用意されている。
同製品は単体で、プロトコル・アナライザ、トラフィック・ジェネレータ、ビット・エラー・レート(BER)テスタなど多くのテスト機能に対応する。また、同時に様々なプロトコルの組合せに対応し、ユーザーによる構成変更も可能となっている。多くの種類のプロトコルに対応しているため、システム・レベルの問題のトラブルシュートを行い、ユーザーによる構成変更でトータル・テスト・コストも低減する。
さらにオプションのProtocol Editorツールを使用することにより、編集可能なデータベースによるプロトコル解析が可能となっている。既存のプロトコルを一部カスタマイズできるため、機密性を高める必要のある防衛産業などのアプリケーションに適しているという。
同製品が対応する高速シリアル・プロトコルには、ファイバ・チャネル(FICON、AS1760、ASM、FC-AE-1553、その他)、イーサネット(iSCSI、FCoE、TCP/IP、IPv6、iFCP、AFDX、ARINC664、TTE、others)、Serial Front Panel Data Port(Serial FPDP)、Serial Attached SCSI(SAS)、Serial ATA(SATA)、Common Public Radio Interface(CPRI)およびSerial RapidIO(SRIO)がある。
「TPI4000シリーズ・プロトコル・アナライザ」の製品写真