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デルの2008年度事業方針
デルは2007年2月からスタートした新年度の事業戦略に関する説明会を開き、日本における新年度の事業方針について明らかにした。
冒頭、ジム・メリット社長は、2007年1月締めとなる2007年度の日本法人の取り組みについて、「いい1年だった」と振り返り、出荷台数で前年同期比14%増を達成したこと、ノートブックPC市場において25%増の高い成長を達成したことを説明。
ジム・メリット社長
「市場全体の成長率が2%減であったのに対して、当社は2ポイント上昇している。シェアも14%に拡大している。とくに公共市場においてシェアを伸ばすことに力を入れた成果が出ている。企業では17万2,000社の新規顧客を獲得し、個人では約28万人の新規顧客を獲得した。これだけの業績を達成できたのは、日本におけるビジネスが健全であり、盤石であることの証」とした。
また、個人向けハイエンドPCのXPSシリーズの国内投入、第9世代サーバーの投入、Dell|EMCブランドの新製品の導入など、「プロダクト、ソリューションにおいて、ここまで揃えられたことはないというほどの製品を投入することができた。また、宮崎カスタマーセンターの拡充をはじめ、サービス、サポート分野において、500人以上の社員を採用した。新たな組織づくりと、リーダーシップを持った経営の実現、社員のキャリア開発支援といった取り組みによって、デルを離れる人が減ったという効果も出ている」と振り返った。
国内PC市場 出荷台数シェア推移
出典: 業界アナリストの予測
次のページでは、同社のビジョン「Dell2.0Japan」によって、ハードウェアの箱売り中心のビジネスから、サービスを中心とした高付加価値ソリューションの提供に注力すること、ひいては日本での企業買収までをレポートする。