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日本のイメージってこんな感じなの? フランス語版「日本沈没」の表紙が謎すぎる
1973年に刊行され、映画やコミック化もされた人気小説、「日本沈没」(著:小松左京)だが、そのフランス語版の表紙の意図が分からなすぎると話題になっている。
小松左京著「日本沈没」 フランス語版 http://t.co/moIz1gf5MH
— ヤマザキマリ Mari Yamazaki (@Thermari) 2015年3月13日
夕日をバックにポーズを決めているのは、お相撲さんである。
@Thermari 沈没はこの相撲取りの仕業なのかと表紙だけ見て思ってしまう読者も少なくなかった筈
— ヤマザキマリ Mari Yamazaki (@Thermari) 2015年3月13日
「日本沈没」は、地殻変動により日本列島に地震が多発。最終的に海中に沈んでしまうというストーリーだが、投稿者であるマンガ家のヤマザキマリさんによると「表紙を見て、沈没がこの相撲取りの仕業では? と思った人も少なくないはず」と追記している。
じっくりご覧になりたい方のために。 Illustration de Machida, 1916.D.R. としか表記されていません http://t.co/PxSpWHlRqB
— ヤマザキマリ Mari Yamazaki (@Thermari) 2015年3月13日
@Thermari この相撲取りがKOMATSU Sakyoなのかと思った人もいたにちがいない
— 二番頭 (@mogumogugombo) 2015年3月13日
@Thermari 大正五年の大阪商船のポスターに使われた絵ですね。力士は太刀山関です。http://t.co/uGkC2ZW8qe
— 風野春樹(『島田清次郎』発売中) (@hkazano) 2015年3月13日
先ほどの表紙は小松左京さんでも田所博士でもなく 太刀山という力士でした http://t.co/KIf3rYJhKN
— ヤマザキマリ Mari Yamazaki (@Thermari) 2015年3月13日
こちらの表紙の絵は”大正の大横綱”とも呼ばれる「太刀山関」であることが判明した。表紙の絵はもともと「地球の上で突っ張りのポーズをとる太刀山関」を描いたものであり、大正五年の大阪商船のポスターに使われた有名な作品のようだ。
@Thermari 私の持ってるフランス版 吉本ばななさんの「キッチン」も、なぜか表紙が芸者さんの写真でした。
— りょくちゃ (@kryokucha) 2015年3月13日
また吉本ばななのフランス語版「キッチン」には、芸者が写真が使われていたとの報告も飛び出した。
もし洋書店に行く機会があれば、表紙にも注目してみると、海外から見た日本のイメージに改めて気づかされるかもしれない…。
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