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橋下市長都構想説明会 盛況でパンク&怒号 会場外では反対ビラ
大阪市の橋下徹市長(45)が13日間連続・計39会場で開催中の大阪都構想の住民説明会が、会場定員を上回る来場者が殺到するパンクが相次ぎ、市長への質問コーナーは時間が足りず「質問させろや!」との怒号が飛び交うなど、5月17日の住民投票に向け“盛況”となっている。
橋下市長は14日から毎日、朝・昼・夜の3回の説明会を実施中。日曜日の19日は、朝・昼に、大阪・本町で800席の大規模会場を準備したが、いずれも1000人を超える市民が殺到した。
昼の部は、開会1時間前に600人以上が列を作り、橋下市長に質問ができる可能性があるメーン会場(600席)が札止め。中継モニターで視聴するサブ会場(200席)も埋まり、会場に入れない市民に職員が頭を下げ、隣駅の市役所ロビーでの中継モニター視聴をお願いするなど対応に追われた。
2時間の説明会では、市担当局の30分説明の後、橋下市長が登場。「僕が一方的にしゃべりすぎで不公平だと、MBSの『ちちんぷいぷい』で石田(英司)コメンテーターが言ってますが、事前に自民・公明・民主・共産の反対派議員に参加を求めたが断られた経緯があることを説明させていただきます」と橋下節でスタートした。
終盤に10分程度設けられた質問コーナーでは、多数の市民が一斉に挙手。質問者の発言が長いと、会場から「短くしろ!」「止めさせろ!」との怒号が飛び、マイクが回って来ない市民から「質問させろや!」「後ろも当てろや!」との声も。
結局、殺到する質問がさばき切れず、終了後にはロビーで多数の市民が質問用紙に、質問を書き込む姿がみられた。後日、市のHPで回答する予定という。
また説明会が終了するたびに、場外で都構想反対派がビラをまく姿もみられた。
説明会で橋下市長は、過去に大阪府・市が争うように行ってきた1000億円規模の事業失敗例を列挙し、府市とも役所を抜本的に作り替える必要があると指摘。都構想を提案した理由として(1)府と市の二重行政を統合し、税金の無駄遣いをなくす(2)大阪全体の発展のためには大阪府庁を大阪都庁に作り替え、広域行政を一元化すべき(3)市長経験から1人の市長が260万人市民の声を聞くのは無理。対応が画一的になるため、大阪市を5つの特別区に統廃合し、公選区長が各区の特性にあった住民サービスを行うべき-と主張した。