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滋賀あるある~早く~言いたい~♪ ネタ本、続々出版
「あなたの知らない」「法則」「謎」「意外な」「あるある」。これらの言葉を含んだタイトルで、滋賀県を題材にした本が続々と出版されている。歴史や県民気質、生活文化などをユニークな視点で取り上げているのが特徴。こうした「滋賀ネタ本」を集めたブースを設ける書店も増えてきた。地域性に着目したご当地ブームを背景に、売り上げを伸ばしている。
「琵琶湖の水止めたろか、と京都府民にいう」「近江商人出身の大企業創業者は誇り」「車を買ったらまず琵琶湖を1周する」。今月に出版された「滋賀の法則」は、さまざまな地元ネタを300近く載せている。
各都道府県の「法則」シリーズを企画している出版社「リンダパブリッシャーズ」(東京都)は「文化、価値観の共有が、お笑いネタや感動につながっている」と指摘。「滋賀は東西南北で文化が異なり、どのようにまとめるか気をつけた。琵琶湖ネタを中心にしながらも、絶妙な自虐感を出し、他県と差別化している」という。
昨年夏ごろから滋賀本の出版が相次いだ。2月に刊行された「滋賀あるある」(TOブックス)も「他府県人からゲジゲジナンバーと呼ばれる車ナンバー」「一番高い建物は彦根にあるエレベーター研究棟」など、200以上を紹介。ほかにも、歴史雑学を紹介した文庫サイズの本などが出ている。
こうしたご当地本をそろえて販売する書店もある。
県内で書店を展開するサンミュージック(本社・長浜市)は各店で滋賀の本を集めたコーナーを設け、草津市のひらがきエイスクエア店も昨年6月から出入り口付近に特設ブースをつくった。同店は「これまでは観光ガイドや歴史文化の専門書が多かった。最近は親しみやすく滋賀を紹介する本が目立っている。今後も新しい切り口の本が増えれば」と期待している。