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続くアップルの買収劇。今度はデータベース会社でクラウド関係を強化?
買収で業界を盛り上げて欲しいですね。
アップルはデータベース技術を開発する企業「ファウンデーションDB」を買収したとBloombergが報じました。ファウンデーションDBのもつ超高速データベースの技術を用いて、サーバーサイドの強化、またはiMessageやiAdの処理向上を目的としていると言われています。
ご存じのとおり、アップルはここ数年精力的に企業買収を続けています。今年の3月時点で、過去15か月に買収した企業は23社。また、2月にはティム・クックCEOが「素晴らしい技能や技術が見いだされる分野で買収を続ける」と発言し、さらなる買収も示唆しています。
その買収劇でも、近年一番話題になったのは昨年の「Beats」の買収でしょう。単なるオーディオ機器メーカーとしてだけでなく、iTunesをはじめとした音楽サービスのさらなる拡充や、音楽業界への多大な影響力を持つ人物の獲得が目的だとも言われています。実際、iTunesとBeats Musicの統合の噂が出てくるなど、その効果が徐々に目に見える形になってきている模様です。
また、今になって考えてみればApple Watchというアップル初のファッションアイテムの発売を前に、ファッションアイコンとして認知されるBeatsから何らかのノウハウを得るという狙いもあったのかもしれません。
もちろんBeatsのように、その買収の影響が目に見える形で感じることができるものばかりではありません。今回のファウンデーションDBや、今年1月に買収が報じられた「Semetric」のように、目に見えない部分ながら買収のおかげでユーザーの快適さが向上しているものも結構あるはず。たとえば「Locationary」や「HopStop」は地図アプリのために買収されたといわれています。そのおかげかどうかは確認する術もありませんが、地図アプリは一昔前よりはだいぶ良くなったような気がします。
時価総額が世界第1位の企業であり、現金資金も潤沢に保有しているアップル。その申し分のない手札を、自社開発だけでなく買収にもどんどん使って欲しいもの。買収を行えば1社だけでは不可能なスピードで成長するとともに、周辺技術に関わる人にとってもモチベーションの向上に大いにつながるともいえます。アップル自体の成長はもちろんこと、是非とも業界を牽引し、活性化する存在であり続けてほしいところですね。…