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血液が無色透明、アイスフィッシュの稚魚公開

血液が無色透明、アイスフィッシュの稚魚公開 

 葛西臨海水族園(東京都江戸川区)で、無色透明な血液をもつ南極の魚「オセレイテッド・アイスフィッシュ」(和名:ジャノメ・コオリウオ)の卵のふ化に世界で初めて成功した。3匹の可愛らしい稚魚が23日から一般公開されている。東京動物園協会のサイト「東京ズーネット」では、ふ化の瞬間の動画も公開している。

 ふ化したオセレイテッド・アイスフィッシュの稚魚

 オセレイテッド・アイスフィッシュの成魚

 (提供:東京動物園協会)

 アイスフィッシュは南極大陸周辺の海にすむコオリウオ科の魚で、成魚の全長は約55センチメートル。体の脇の側線以外に鱗(うろこ)が無く、頭部は扁平な形をしている。最大の特徴は、脊椎動物で唯一、血液中にヘモグロビンをもたず、血液が無色透明で赤くないことだ。このため、他のほとんどの魚の鰓(えら)は、ヘモグロビンによって赤色やピンク色をしているが、コオリウオ科の魚の鰓だけは、クリーム色をしている。

 ヘモグロビンは肺や鰓で酸素と結合して、体内に運ぶ働きをする。南極海には赤い血の魚もおり、なぜコオリウオ科の魚がヘモグロビンをなくしたのか分からない。葛西臨海水族園によれば「分かっていることは、コオリウオ科の魚は大きな心臓を使って全身に大量の血液を送り、その液体成分(血しょう)に酸素を溶かして運んでいること、さらに、鰓だけでなく体の表面からも酸素を取り入れていることだ」という。

 葛西臨海水族園のアイスフィッシュは、日本の水産会社が南極周辺でナンキョクオキアミ操業を行った際に一緒に採集され、2011年8月19日に2匹(オス・メス)が搬入された。その後、水槽で飼育していたところ、12年12月から行動や体色に変化がみられ、今年1月12日深夜に数百個の産卵があった。卵は5月7日からふ化し始め、20日までに約20匹の稚魚(体長2.1-2.3ミリメートル)が生まれた。育成水槽の水温は2-3℃で、ふ化までに要した日数は最短で114日。生息海域での水温はさらに低いことから、自然状態ではふ化までの日数はもう少し長いと考えられている。

 稚魚たちの体は透き通っていて、背骨が見える。成魚での特徴である大きな口が開き、歯も確認できる。ほとんど水槽底にいることが多いが、時々水面まで泳ぎ上がる様子が見られる。アイスフィッシュについては、世界の水族館での飼育例がなく、分からないことが多い。葛西臨海水族園では、成魚になるまでの生態を詳しく観察していく。

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