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言語に依存しない意思疎通を実現!「モヨチャット」
Apple Watch向けのマルチメディア・メッセンジャーとして開発モヨ株式会社が、言語に依存しないApple Watch向けのマルチメディア・メッセンジャーとして、「モヨチャット」を開発。提供に向け、クラウドファンディング「CAMPFIRE」でプロジェクトを開始している。
出資者から調達した資金の一部でデモ用アプリ開発のハッカソンを開催し、最優秀者に賞金を付与、β版の開発を委託する方針という。同時にデザイナーに対し、使用するマルチメディア絵文字の制作も委託する。
「モヨチャット」は、写真や画像、動画、擬音、テキストといった言語に依存しないマルチメディア手段を活用し、異言語、異民族間の意思疎通を可能にすることを目指すアプリ。言語障がい者も含め、世界中の多様な人々が言語の壁を越えて楽しく、簡単に意思疎通できるユニバーサルデザインのマルチメディア・メッセージング・サービスを提供していきたいとしている。
サービスの実現・発展に期待モヨ株式会社は2012年9月設立の企業。当初は米TROPO社の代理店を行いながら、WebRTC技術を用いた音声通信サービスを開発・提供しようと試みたが、すでに競合するサービスが多く存在することもあり、より新しいサービスを、世界でも実現されていないサービスを開発しようと「モヨチャット」を発案したという。
スマートデバイスでの利用を想定し、Appleが4月にも発売する「Apple Watch」を最初の主要対象端末とする。クラウドファンディングによって、不足分の資金200万円を募り、調達が成立したら直ちにハッカソンを開催する。
ハッカソンでは「モヨチャット」の機能概要が分かるようなアプリの開発を24時間以内に行ってもらい、開発を委託する最優秀者を決定する予定だ。開発に必要なアプリの仕様、指定開発環境、指定テンプレート、GUI素材はモヨが提供する。
最優秀者にはアプリβ版を2カ月以内に開発してもらう。またマルチメディア絵文字の制作をデザイナーに委託して、開発の最終段階で組み込む。モヨによると、順調にいけば今年6月末までに開発作業が完了し、7月から支援者やパートナー企業に機能評価を行ってもらう計画という。
クラウドファンディングでの出資募集終了は2015年4月23日。この日までに目標金額が達成されれば、ハッカソン開催のステップへと進むことになる。サービスの実現・発展に期待したい。
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