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FEATHERは「かしこ本」――大桃美代子、SFを語る
先日eBook USERで著者インタビューをお届けした新機軸の長編SF作品『FEATHER ~世界は、ひとつじゃない。』(以下FEATHER)。
本作はさまざまな部分で規格外の取り組みとなっているのも注目したいポイントだ。アニメ化やプロモーションビデオの制作なども予定されているほか、作品のPRを担当するタレント陣の参画も、処女作としては異例の取り組みといえる。
ここでは、PRを担当するタレントの一人、大桃美代子さんに、なぜFEATHERのプロジェクトに参加しようと考えたのかを、自身が考えるFEATHERの魅力とともに聞いた。
●ひとつの作品を作り上げていく戦略に興味あり
―― 大桃さんは今回、FEATHERのPR大使となっていますが、ずばり、この作品のどこに引かれて大使を引き受けたのですか?
大桃 わたしがSFが好きだというのもありますけど、こうやってひとつの作品を作り上げていく戦略に興味があったんです。今回FEATHERの刊行に当たっては、さまざまな仕掛けが用意されているとお聞きしていますが、それを中で見てみたいなと。
―― SFがお好きだったのですね。SFといえばどういった作品、作家をイメージしますか?
大桃 レイ・ブラッドベリの短編集『ウは宇宙船のウ』も好きですが、タイムマシン、超能力、数学的な話も出てくる光瀬 龍さんの『百億の昼と千億の夜』もお勧めです。
あとは、幼いころから「機動戦士ガンダム」をはじめ日本サンライズ(現・サンライズ)が制作したアニメはほぼ見ていましたし、松本零士さんの世界も大好きです。超能力ものも大好きで、松本零士さんの『1000年女王』や筒井康孝さんの『七瀬ふたたび』、ガンダムの“ニュータイプ”もいうなれば超能力ですけど、そういうのにも引かれますね。そのほかは、小松左京さん、新井素子さんの作品が印象深いです。
―― 今挙げていただいた方々の作品と比べて、『FEATHER』の印象は?
大桃 タイムトラベルの要素があって骨太のSF作品であることはもちろんですが、作者の七村さんは、文化的なものにも造詣の深い方で、そうしたものが1つのストーリー上にあるのが面白いです。これからの話ですが、裏にはイスラム原理主義的なものも入っていたりして、そういう宗教観がどう物語に絡んでくるのかも楽しみです。
今、日本だと書店のSFコーナーはひところに比べてかなり狭くなっていますよね。…