Microchip、I2C/SMBusで接続される揮発性6bit DACを発表

　

　Microchip Technologyは、揮発性のD/Aコンバータ(DAC)「MCP47A1」を発表した。

　同製品は1.8V～5.5Vの電圧で動作し、-40℃～+125℃の温度で動作する。インタフェースとしてはI2CおよびSMBus 2.0に対応しており、65tapの出力が用意される。また出力スケーリングはフルスケールとゼロスケールの両方が選択可能。変換速度はTypicalで100KHzとなっている。

　パッケージは6pinの省フットプリントパッケージであるSC70で、動作時の消費電力は90μA(ただしI2CがInactiveの場合)とされ、電池駆動の携帯機器あるいはハンドヘルド機器に最適と同社は説明する。

　なお、同製品の価格は5,000個発注時の場合に1個0.42ドルで、すでにサンプルおよび量産出荷を開始している。

　揮発性6bit DAC「MCP47A1」のパッケージイメージとブロック図