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“握手会襲撃”AKB48・川栄李奈の卒業に、よしりんが持論「握手会出席を要求するヲタは、猛批判すべき」
AKB48・川栄李奈の卒業発表を受け、同グループのファンで知られる漫画家で評論家の小林よしのり氏が「握手会に出られないから卒業するなんて、無茶苦茶だ」と、やりきれない思いを明かした。
SKE48・松井玲奈の総選挙不出馬に広がる波紋「AKBとバーニングの決裂」シナリオも……
小林氏は27日のブログで、今回の発表について「本当に憂うつなニュースだ」「川栄や入山杏奈、あるいは襲撃事件を目撃したメンバーは、握手会には出られるはずがない。あまりにも当然のことだ」と綴り、「川栄が握手会に出ないことを非難したり、握手会出席を要求したりするヲタがいるのなら、そういうバカをAKBファン全員で猛批判すべきなのである。川栄を守らなきゃいけなかった!」と持論を展開。「あの襲撃事件は殺人未遂なんだぞ。なんで罪のない少女があんな目に合わなければならないのか!」と事件の非道さを振り返り、「わしが相談相手になりたかったよ、まったく」と締めている。
昨年5月に岩手で開催された握手会で、のこぎりを持ち込んだ無職の男に襲われ、右手に傷を負った川栄。この事件によるトラウマに悩み続けてきた彼女は、26日のコンサートでついに卒業を発表。「AKBは握手会を大切にしているけど、私は出られなくて、これからも出ることはできない」と涙を見せ、卒業時期は不明ながら、卒業後は「一から演技を勉強したい。自分の夢を追いかけたい」と決意を明かした。
川栄といえば、事件直後に卒業説が流れたものの、レギュラーを務める『バイキング』(フジテレビ系)出演時に「誤解です。びっくりしてるんです」と否定。しかし、同年9月に事件後初めて開催された握手会に川栄が参加しないことが発表されると、トークライブアプリ・755の川栄のアカウント宛てに、一部ファンから「テレビは出るのに、握手会は出ないのか?」「握手会が嫌なら辞めろ」といった、心ないメッセージが送りつけられるように。
この直後、プロデューサーの秋元康氏は、川栄から「私はAKB48に必要でしょうか?」とのLINEメッセージが届いたことを明かし、「755の川栄のトークに心ないコメントを書いた人は、どんな気持ちで書いたんでしょうか? 怒りを覚えます」と非難した。
「事件時、臨床心理士やカウンセラーが付きっきりで、メンバーの心のケアに当たるとした運営サイドですが、そもそもこういった類いの事件の被害者が癒やされるには、一般的に数年、あるいは数十年と、長い月日がかかるもの。今回の川栄の卒業について、ファンからは『AKBを辞めることなんてない』『握手会に出られないことは、気にしなくていい』という声が圧倒的ですが、ファン以外の声の大半は『川栄は賢明な判断。女優として応援したい』『あんな事件があったのに、握手会を続けるAKBがおかしい』といった意見が目立つ。少女との握手を売り物にしているAKBには、いまだに世間の多くが違和感を拭えないようです」(芸能記者)
かつてバラエティ番組での“おバカ”ぶりが注目され、知名度を上げた彼女。明るい笑顔の裏には、ファンをも知り得ぬ大きな悩みを抱えていたようだ。