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【アカデミー賞】岡田准一 井ノ原快彦から初めての「誇りに思う」に感激!【囲み会見全文】

【アカデミー賞】岡田准一 井ノ原快彦から初めての「誇りに思う」に感激!【囲み会見全文】 

 アイドルグループ『V6』で俳優・岡田准一(34)が27日、東京・グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」で行われた『第38回日本アカデミー賞』授賞式で主演作『永遠の0』で『最優秀主演男優賞』、『最優秀助演男優賞』、『話題賞』と3冠を受賞し、終了後に山崎貴監督(50)とともに囲み会見を開いた。

 2つのブロンズを手に岡田は登場。報道陣からも賞賛の拍手を受けた。

 ■囲み会見全文
 報道:おめでとうございます。まずは監督からひとことお願いします。
 山崎監督:本当に嬉しいです!いつもよりも過酷な現場だったので嬉しいですし、認めて頂けたというのが本当に嬉しい。岡田君とれたのが本当に嬉しい!
 岡田:本当に嬉しいです。この場所に立たせて頂けるのがたくさんの方のおかげというか、映画関係者の方々や応援してくださった方々、監督、役者さんのみなさん。みなさんが、こういう賞を岡田にとらせたいと思ってくださったおかげで、奇跡が起きて、ここに立てているので嬉しいです。

 報道:最優秀主演男優賞のスピーチでは涙がウルッと来ているようにも見えましたが?
 岡田:そうですねぇ(苦笑)。映画人というか映画を何年か…、10年近く参加させて頂きましたけど、アカデミー賞の場に立てるとは思っていなかったんです。やっぱり、(アカデミー賞を)見ていても、僕は行くことはないと思って見ていて、映画人として認めて頂けるきかっけになったのかなと思ってすごく嬉しいです。

 報道:史上初の最優秀のW受賞となりましたが?
 岡田:『話題賞』を含めると3冠だということで、なかなかないことと聞いていますし、もう感謝しかでてこないですよね(笑)。やっぱり、この受賞に恥じないお芝居を今後もできるように、歴代の方々を見ているとそうそうたる顔ぶれの方々が受賞されていますし、そこに自分の名前が入るという重さと覚悟と、映画俳優としての覚悟を持たせるために、ここに立つことを許してくれているという事務所の思いもありますので、覚悟を自分でも強く持ちながら頑張って行きたいと思います。

 報道:スピーチのときに、「誇りに思うと周りに言ってもらえたのが嬉しい」とおっしゃってましたけど、V6メンバーの方から誰かお祝いは?
 岡田:メンバーの井ノ原(快彦)くんです。井ノ原くんがメールをくれて、1人ですけど誇りに思うと。僕は芝居の方に気持ちがずっと行った時期がありまして、それを言ってメンバーも許してくれましたし、応援してくださるみなさまも許してくれながらでした。結構20年間いろいろあったので、その中で、「この場所に立てる岡田というのは誇りに思います」ということとお酒をもらって。それは20年一緒に頑張ってきた仲間なので。初めて「誇りに思う」って言われたので嬉しかったですね。

 報道:山崎監督から見た岡田さんの魅力は?
 山崎監督:『永遠の0』という作品をやらせて頂くことになったときに、宮部久蔵という役を誰にお願いしようかと思って、岡田くんがやってくれると決まった瞬間に、これで勝てる、この戦いには勝ったと思いました(笑)
 岡田:ありがたいです(笑)。やっぱり最初に認めて頂きだしたのは、映画関係者のみなさんでしたし、役者さんに支えて頂いてこの場所に立ってますし、何よりも、山崎監督もそうですけど、「岡田にこういう賞を取らせたい」と、強く思ってくださったので。信頼をして頂ける役者になりたかったですし、1人の男になりたかったです。そういう意味では、「一緒に仕事をしよう」と、信頼を預けて頂いて、男として幸せです。

 報道:緒形拳さんとはいつごろ共演した?
 岡田:10代のころにドラマの方で共演させて頂きました。そのときに、「君は続けなさい」と、言って頂いて、きょうここにいらしている役者さんのみなさんにもいろいろ教えて頂きました。次回作は、阿部寛さんと一緒なのでまた、いろいろ教えて頂こうと思っています。

 報道:高倉健さんは?
 岡田:高倉健さんにかんしては、僕のことを気にかけて頂いてて、去年、役者として託して頂いたという出来事が少しありまして、役者さんとして認めて頂く出来事があったんです。それを周りの知っているスタッフは、思いを役者として受け止めてやっていきなさいというので、ここにも上がれるというのがあります。

 報道:高倉さんとお会いした。
 岡田:お会いするというのではないのですが、なんて言っていいかわからないんですが、志村喬さんの記念館がありまして、そこにご自身がなかなか行けないので、代わりに行ってほしいと託されたという経緯がありまして、そういう経緯がありまして、自分自身が役者として勉強してきなさいと言われて、その場所に行くという流れがありました。

 『永遠の0』という作品もそうですが、何かを託されたり、思いをつなげたりというのは、最近僕の中では大きく起こっていることがたくさんあって、高倉さんの話もそうですが、それを知っている映画関係者のみなさまがいらっしゃるという、認めて頂けるという場所に立たせて頂けるというのは大きいことでした。

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