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【ハロプロ】“アイドル×演劇”に新風! 新ユニット「こぶしファクトリー」初主演舞台・特濃レポート【写真満載】

【ハロプロ】“アイドル×演劇”に新風! 新ユニット「こぶしファクトリー」初主演舞台・特濃レポート【写真満載】

 

 今、エンタメ界にひとつの大きな波が来ています。それは「演劇少女」ムーブメント。

 目覚ましい躍進を続ける乃木坂46は、2012年からのミュージカル公演「16人のプリンシパル」シリーズで注目を集めました。2011年に旗揚げされた美少女集団「劇団ハーベスト」は、着実に動員数と実力を上げています。2013年に新生した東京パフォーマンスドールは、演劇とライブのハイブリッド公演「PLAY×LIVE 『1×0』」で話題を呼びました。そして今年公開されたももいろクローバーZ主演の映画「幕が上がる」は、そのものズバリ演劇部がテーマです。

【写真】8人が熱演! 各メンバーの舞台写真をもっと見る

 この数か月間も大きな動きがありました。SUPER☆GiRLSやCheeky Parade、GEMなどを擁するiDOL Streetも、今年2月に「超絶☆歌劇団」公演を行いました。エビ中こと私立恵比寿中学も今年3月に「シアターシュリンプ」シリーズを開催しています。さらにLinQのゆうみんこと髙木悠未さんが今年2月に初舞台を踏んだように、アイドルグループに所属するメンバーが客演として演劇の舞台に上がることもしばしば。枚挙に暇がない! 

 これまでウレぴあ総研では新生TPD特集シリーズや、劇団ハーベスト特集、そしてiDOL Street特集などの記事でこの流れを断続的に追ってきました。ただ、ひとつのシーンとして概観する記事が無かったことも確かです。というわけで、やってしまいます連載形式!  不定期に「演劇少女」特集をお届けしていきましょう。

 第1回目は、あのハロー! プロジェクトメンバーが出演する舞台シリーズ「演劇女子部」から、現在公演中の「WEEK END SURVIVOR」レポートをお届けします。ハロプロ研修生から結成されたばかりのフレッシュなユニット「こぶしファクトリー」の8人が主演、そして惜しまれつつ無期限活動停止となったBerryz工房からは、須藤茉麻さんがプレイングマネージャーとして参加する、注目の舞台です。

■いま振り返る「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」の衝撃

 まず、この「WEEK END SURVIVOR」に触れる前に、ひとつおさらいしておきたい公演があります。2014年6月に東京・大阪で開催され、爆発的な反響を呼んだミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」。モーニング娘。14とスマイレージ(どちらも当時)の選抜メンバーを中心にしたゴシックでミステリアス、それでいて心を打つ舞台は、ある意味で現在の「演劇少女」ムーブメントの象徴的な作品と言えるでしょう。

 自分は残念ながら劇場での公演は拝見できず、DVDでの鑑賞となったのですが…いやはや、打ちのめされました。徹底的に練られた世界観と、緩急の付いた演出、喜怒哀楽全ての感情が詰まって弾け飛んで崩壊していくような感覚に襲われます。もちろん、出演メンバーの歌と演技も掛け値なしに素晴らしいんです。個人的には田村芽実さんの歌と演技には痺れまくりでした。ううむ、生で見た方がうらやましい…。

 2014年の演劇女子部公演は、この「リリウム」に続いてスマイレージ主演のS/mileage’s JUKEBOX MUSICAL「SMILE FANTASY! 」公演、Juice=Juice主演の「ミュージカル 恋するハローキティ」と相次いで開催され、それぞれ好評を博しました。そして2015年、演劇女子部プロジェクト初の公演となったのが、今回の「WEEK END SURVIVOR」なんです。大成功した先輩たちの流れを引き継いで、デビューしたばかりのこぶしファクトリーは一体どんな舞台を見せてくれるのか? 

■メンバーそれぞれの個性に注目

 「WEEK END SURVIVOR」の舞台は、とある地下室らしき場所。そこに倒れているのは、8人の少年少女。全員が自分の名前を忘れ、全ての記憶を無くしています。手がかりは、服に貼り付けられた名前と、なぜかひとりに一台ずつ握られたスマートフォン。

 全くの通信が遮断されたスマホに唯一入っているアプリの名は「サバイバー」。8人の少年少女は、閉じ込められた地下室の中で追い詰められ、生き抜くためにもがき始めます…。

 先述の「リリウム」は、前半にはコメディーパートが散りばめられていて、にぎやかで楽しい雰囲気も表現されます(そこがまた後で効いてくるのですが)。対して今作は、一貫してシリアス、緊張感がその場を支配しています。静まり返った場内では、キャストの息遣いや、空調の音すら大きく聞こえて…。

 そんな中でひとり、自由に動き回るのは、須藤茉麻さん演じる謎の美女。閉ざされた部屋を自由に行き来する彼女はいったい何者なのか?  頭をフル回転させながら同時に思うのが、須藤さん、もんのすごく綺麗です…。思わず目を奪われる美しさ。これほどまでに知的で冷徹な大人の女性が似合うなんて! この須藤さん演じる謎の女性によって語られながら、物語は少しずつ形を見せていきます。

 大先輩の須藤さんに引っ張られ、こぶしファクトリーの面々も舞台を作り上げていきます。可憐なNatsu役の浜浦彩乃さんは、まさしく今作の歌姫。優しくソフトな男性Yuutoを演じる広瀬彩海さんと、不機嫌で尖った印象の男性Takeshiを演じる藤井梨央さんの対比も面白いですし、ノーブルだけれど冷たいArisaを演じる小川麗奈さんの美しさも特筆すべきでしょう。

■演劇女子部のハイクオリティは、今回も健在! 

 そして不思議少女的なUrara役を演じ切る和田桜子さんも、これが持ち味なのだろうなぁという存在感があります。はかなく寂しげなChiaki役の野村みな美さん、極限の状況に翻弄されていくMina役の田口夏実さんも、キャラクターを強く感じさせてくれます。

 そんな中で、今回、自分が最も気になったのは、メガネの長身少女Keikoを演じた井上玲音さんでした。ストーリーが進むにつれ新しい表情を徐々に得ていく姿には、本当に目を奪われます。井上さんはまだ中学1年生、メンバー内の最年少だなんて、信じられないぐらいのオーラでした。ダンスのキレも素晴らしかった! 

 そう、この舞台はミュージカルでもあるんです。劇中の要所要所で歌われる楽曲のレベルが高い! 歌も演技もしっかりと作り上げる、演劇女子部のハイレベルぶりは新人であっても例外ではありません。その中でも、やはり浜浦さんの歌唱力も特筆すべきでしょうね。彼女の歌が物語を大きく動かしていきます。こぶしファクトリーのそれぞれの個性が、舞台を通して迫ってきます。

■デビュー直後の彼女たちだからこそのリアリティ

 この部屋は、いったい誰が、何のために作ったのか。ひとりひとり消えていく少年少女、いったい誰が最後に残るのか。誰が、何のために彼らを消していくのか。消された人間はどこに行くのか。そして、消えた記憶の奥から蘇ってくるものはなんなのか…。

 閉塞感、焦り、不安、不信、戸惑い、諦め、様々な感情が渦巻くこの景色は、まさしく思春期真っ只中の彼/彼女たちの心模様。この舞台は、まだ経験の浅いこぶしファクトリーの面々が演じることで、逆転的にリアリティを生んでいるとも感じていました。

 もうひとつの世界を目の前に作り上げたような「リリウム」に対して、「WEEK END SURVIVOR」には、なんとも言えない生生しさがあります。トップアイドルとしてキャリアを積んだメンバーが多く、その演技力が感動を呼んだ「リリウム」とはある意味対称を成す作品なのかもしれません。

 同時に、考えるほどに「リリウム」と「WEEK END SURVIVOR」にはたくさんの共通項があることにも気づきます。閉じられた世界、そこで繰り広げられる思春期男女の人間模様、失われた記憶、生と死、信頼と裏切り。デビュー直後のこぶしファクトリーが、ここまで大きなテーマを表現してくれるのは、大いに評価すべきではないでしょうか。もちろん、須藤茉麻さんの安定感があるからこそ、安心して見られるのも大きな要因でしょうね。

 ストーリーが幕を閉じ、ラストにはこぶしファクトリーによる楽曲『念には念』のパフォーマンス。舞台の内容からは一転してグラムロックのような重厚なロックナンバーがカッコいい!  メンバー全員が演劇中とは全く違った表情を見せてくれるのも楽しいです。ライブ時の一生懸命な表情もまた素敵です。いやはや、堪能しました!  何度も見たくなる舞台だと思います。

 いかがだったでしょうか、「WEEK END SURVIVOR」レポート。演劇作品ということで内容については極力情報を抑えたつもりですが、この面白さが少しでも伝われば幸いです。こぶしファクトリーは公演を重ね、毎日進化を続けそうですね。千秋楽あたりには物凄い表現力に育っているのでは…。うーむ、また見に行きたい! 

 さらに、演劇女子部の6月公演も決定したようです!  タイトルは「TRIANGLE -トラインアングル-」。くらもちふさこさんの漫画を原案に、モーニング娘。15の選抜メンバーが中心となるよう。もちろん演劇女子部のプレイングマネージャー、須藤茉麻さんも出演とのこと。うーむむ、これも見逃せないですね。「演劇少女」ムーブメント、熱すぎます!  今回のレポートは以上です。

 演劇女子部 ミュージカル「Week End Survivor」
出演:こぶしファクトリー / 須藤茉麻
日時:2015年3月26日(木)~4月5日(日) ※計18公演
会場:BIG TREE THEATER(池袋)
チケット:前売6000円(税込)・当日6300円(税込)

 演劇女子部 ミュージカル「TRIANGLE -トラインアングル-」
出演:譜久村聖・鞘師里保・石田亜佑美・佐藤優樹・工藤遥・小田さくら・尾形春水・野中美希・牧野真莉愛・羽賀朱音(モーニング娘。’15)・須藤茉麻、他
日時:2015年6月18日(木)~6月28日(日) ※計16公演
会場:池袋サンシャイン劇場
チケット:前売7300円(税込)・当日7600円(税込)

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