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さだまさし、佐藤健主演TBS60周年企画で17年ぶり連ドラ主題歌書き下ろし

 さだまさし、佐藤健主演TBS60周年企画で17年ぶり連ドラ主題歌書き下ろし

 

 歌手のさだまさしが、4月26日スタートの佐藤健主演ドラマ『天皇の料理番』(TBS系 毎週日曜21:00~21:54)で、17年ぶりに連続ドラマ主題歌を書き下ろしたことが20日、明らかに案った。

 17年ぶりに連続ドラマの主題歌を書き下ろしたさだまさし

 これまで、『北の国から』『オレゴンから愛』など数々の名作ドラマの主題歌を手掛けてきたさだまさし。42年におよぶ音楽活動で、連続ドラマとして10作品、単発ドラマには4作品を書き下ろしたが、今回の連続ドラマへの楽曲書き下ろしは、98年以来、17年ぶり。TBSの連続ドラマへの書き下ろしは、87年の『親子万才』以来、28年ぶりとなる。

 TBSテレビ60周年特別企画として放送される『天皇の料理番』は、明治からの昭和の激動期、料理に夢を見た主人公と、彼を支え続けた人間の、究極の愛の物語。昨年9月にオファーを受けたさだは、そのストーリと番組プロデューサーの熱意に、快諾したという。そして、物語を知っていたさだは、タイトルを「夢見る人」とし、ヴァイオリンを中心としたオーケストラの生音で制作。壮大なバラードが完成した。

 さだは、新しい楽曲を依頼された時「新しい自分を表現するべきか、今までの自分らしさを深く掘りさげるべきか」と悩むそうだが、今回は石丸彰彦プロデューサーの「”主人公を支えた女性”の視線で歌えないか」の一言で迷いが消えたという。そして、「『夢見る人』という歌は、”人を支え続ける”人への応援歌です。愛すればこそ、その人の夢をかなえたいというのは、本当に深く純粋な”愛”。誰かのために頑張る人へ、そしてその人に応えるために懸命に夢を走る人へささげたいと思います」と歌に込めた思いを明かす。

 石丸プロデューサーは「時代を超えるノスタルジーと、人の温かさを描けるのは、さだまさしさんしかいない」と起用理由を明かし、「くじけそうになる主人公の心を支える、人のあたたかさ、包み込むような愛情と時代感を、楽曲で表現してほしいとリクエストしました」と説明。「愛と夢、そして時代を感じさせてくれる素晴らしい主題歌に仕上げていただき、感謝しています」と話している。

 なお、同ドラマには、TBS連ドラ初主演の佐藤健に加え、黒木華、桐谷健太、高岡早紀、美保純、杉本哲太、鈴木亮平、伊藤英明、武田鉄矢、小林薫ら豪華出演陣が出演する。

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