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高齢者見守り・緊急通報サービスの市場が拡大 子ども世代の不安を解消
高齢者見守り・緊急通報サービスは実績を増やしており、私たちの暮らしに必要なサービスになりつつある。市場はさらに拡大しそうだ。
シード・プランニングは3月9日、高齢者見守り・緊急通報サービスの市場動向を発表した。発表によると、2014年の高齢者見守り・緊急通報サービスの市場規模は142億円と推計された。また、2025年には団塊世代が後期高齢者となるため、高齢者見守り・緊急通報サービスの市場規模はさらに拡大し、227億に達すると予想されている。
今後をみると、1人暮らしの親に不安を抱く子供世代の増加が予想される。子ども世代が抱く親の認知症や介護の必要性、親の外出や日常生活行動などの不安を解消するサービスが充実すれば、市場は予想を上回るペースで拡大する可能性もありそうだ。
そこで、現在各社が提供しているサービスをいくつかチェックしてみた。
例えば、セコムのシニア・高齢者向けセキュリティーサービスを見ると、ストラップをひっぱったりボタンを押したりするとセコムが駆けつけるサービスや、電話や訪問により健康状態を確認する安否確認サービスなどがオプションで付いている。料金はサービス内容や条件によって異なる。
一方、ALSOKには、高齢者向けの見守り情報配信サービスがある。このサービスは、見守られる人の動きを設置したセンサーで感知し、その情報を依頼者にメール送信するサービス。異常があれば、ガードマンが安否確認のため急行してくれる。また、非常通報サービスもあり、見守られる人が体調を崩した場合、非常通報ボタンを押せば、すぐにガードマンが現地へ向かってくれる。価格は初期工事費0円のコースで月額2,960円(税別)。
また、フィリップスは身につけているペンダントのボタンを押すと、自動で安心サポートセンターにつながる緊急通報サービスを提供している。ペンダントは防水性なので浴室に持ち込めるほか、転倒を検知してサポートセンターに自動で通報する機能も備わっている。設置工事が不要で、すぐに使えるのも魅力だ。価格は基本料金が月額4,093円。サービス開始には登録費用が必要になる。
市場に参入した大手企業は実績を維持拡大させているほか、新規参入や新サービス投入で実績を上げた事例も増えている。高齢者見守り・緊急通報サービスは、私たちの生活に定着しつつあるようだ。
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