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オードリー春日 失格で日本代表なれず…まさかの“オチ”で歓喜から一転
お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(36)が15日、東京・町田で開催された「第4回フィンスイミングジャパンオープンマスターズ大会」に出場した。世界大会の日本代表選考会も兼ねており、レースで好タイムを残した春日は代表入りとみられたが、スタートでの違反を指摘されて失格に。競技歴5カ月で臨んだ日の丸への挑戦は、歓喜から一転、水泡に帰した。
芸人のサガなのか、春日が仰天の“オチ”を付けた。
K-1にボディービルと、本業とはかけ離れた分野で規格外の身体能力を発揮してきた春日だが、中学時代に水泳部だったこともあり、昨年10月からフィンスイミングにも取り組み始めた。
2位に入れば、6月にイタリアで開催される世界大会の日本代表となる。春日は「50メートルアプニア」(息継ぎなし)の35~44歳の部で5レーンを泳ぎ切ると、すかさず電光掲示板をチェック。18・51秒で6人中2着を確認すると「よしよしよし!!日本代表春日の誕生です」と、左手でガッツポーズを決めた。
だが、歓喜の瞬間から5分後、室内プールにまさかのアナウンスが響き渡った。
「春日さんはフォルススタートで失格となります」
無情の通告に気付かない春日は、報道陣らに喜びを語り続けていたが、日本水中スポーツ連盟のスタッフから「スタートで静止しなきゃいけないのに動いていたと判断されました」と説明され、ようやく状況を把握。「ウソでしょ。こぼれ落ちるとはこのことか…」と言葉を失った。
その後、「50メートルサーフィス」(シュノーケル使用可能)にも出場したが、得意種目「アプニア」での痛恨ミスを気にするあまりスタートで出遅れ。3位に食い込んだものの代表入りには届かず、「わずかな差だけど、大きな差。また練習して頑張ります」と、アスリートの顔つきで敗者の弁を述べていた。