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スウェーデンなど北欧ストリーミング先進国、音楽売上回復が足踏み
IFPI(国際レコード産業連盟)Swedenが発表したデータによると、2014年のスウェーデンの音楽売上は前年比マイナスとなった。
2013年の売上が9億9,120万SEK(スウェーデン・クローナ)(約137億7,110万円 ※1SEK = 13.89円)だったのに対し、2014年は0.4%減の9億8,710万SEK(約137億1,413万円)と僅かに前年を割り、ここ数年見せていた回復基調の勢いは一旦落ち着く形となった。
世界でユーザーを増やし続けている音楽ストリーミングサービスSpotify発祥の地として、世界で最も先鋭的にストリーミングへの産業転換が進んでいるスウェーデン。その効果によりここ3年は売上を順調に回復させていたが、2014年はフィジカル(CD・音楽ビデオ)やダウンロードの大幅な売上減が響き、ストリーミングは引き続き成長したものの、前年を下回る結果となった(下図)。
スウェーデンの音楽売上推移
また、スウェーデンと同じくストリーミングが市場の大半を占めるノルウェーやフィンランドも、スウェーデンと同様の市場推移の傾向が見られ、デジタルは順調に成長しているもののフィジカルが落ち込み、全体としては前年比マイナス(フィンランドに至っては約4,180万ユーロから約3,590万ユーロへとおおよそ14%減)となった。
ノルウェーの音楽売上推移
フィンランド2013年の音楽市場
フィンランド2014年の音楽市場
さらに、2014年にiTunesの売上をストリーミングが初めて抜いたフランスでも、全体の音楽売上では2013年の6億320万ユーロから2014年は5億7,060万ユーロへと5.3%ダウンしている。
一方で、CDの減少を僅かにとどめたまま、ストリーミングが大幅に成長した世界音楽市場第3位のドイツ(音楽売上の75%をCDが占める)は前年比プラス1.8%の成長となっている。
ソース:
http://www.ifpi.se/dokument-och-statistik?cat=2014
http://www.ifpi.no/flere-nyheter/item/79-det-norske-musikkmarkedet-2014
http://musicnorway.no/number/ifpi-2014-sales-report-stable-turnover-domestic-music-market/
http://www.ifpi.fi/tilastot/vuosimyynti/2014/
http://www.snepmusique.com/actualites-du-snep/bilan-de-lannee-2014/
http://www.musikindustrie.de/presse_aktuell_einzel/news/deutscher-musikmarkt-2014/