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スティーヴン・キングそっくりの息子が原作者 『ホーンズ』には大物2世がいっぱい
『ミラーズ』『ピラニア3D』の俊英アレクサンドル・アジャ監督がメガホンを取り、ダニエル・ラドクリフが頭に生えた“角”で恋人殺しの真相を暴くファンタジーサスペンス『ホーンズ 容疑者と告白の角』。次世代を予感させる異色作として大きな話題を呼んでいるが、実はスタッフ・キャストの中に大物2世がたくさん関わっていることが明らかになった。
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まず注目したいのが、本作の原作者であるジョー・ヒル。ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングを父に持つ彼は、1997年に素性を隠して執筆活動を開始し、2007年、長編『第1作『ハートシェイプト・ボックス』でブレイク。ニューヨーク・タイムズのベストセラー・リストに名を連ねる才能を発揮し、今では名実ともに人気作家の地位を確立している。
そして、ラドクリフ演じるイグの恋人役で、何者かに殺害されてしまうメリンを好演したイギリス人女優ジュノー・テンプル。『セックス・ピストルズ 勝手にやったぜ!』など、ドキュメンタリーやミュージックビデオで知られる映画監督のジュリアン・テンプルを父に持ち、ジュノー自身も、『マレフィセント』『シン・シティ 復讐の女神』など、相次いで話題作に出演している。
最後に、イグとメリンの幼なじみで物語の鍵を握るリーを演じるマックス・ミンゲラ。イギリス出身で現在29歳のマックスは、『イングリッシュ・ペイシェント』でメガホンをとったアンソニー・ミンゲラ監督を父に持ち、ジュノー同様、『アレクサンドリア』『ソーシャル・ネットワーク』などに出演し、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねている。
映画『ホーンズ 容疑者と告白の角』は5月9日よりヒューマントラスト渋谷ほかで全国公開。