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岡田准一の“キムタク超え”報道に木村拓哉ファンが激怒
4月スタートのドラマ『アイムホーム』で、テレビ朝日系の連続ドラマに初出演するSMAP・木村拓哉(42)。昨年は自身主演の大ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系)の続編が放送されるなど俳優としては新たな挑戦も増えているが、3月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で発表された2015年版の「嫌いな俳優」「好きな俳優」ランキングでは、まさかの両部門で1位にランクイン。前回は「好きな俳優」の1位だったが、今回は昨年の『HERO』効果で「嫌いな俳優」にも圏外から急上昇したという。「俳優・木村」が世間から意外な評価を受けていることが明らかとなった。ある芸能ライターは、木村の評価をこう証言する。
「演技については『なにをやってもキムタク』『いつも同じ演技』という悪い評価を下されることも多い木村ですが、それを覆したのが2006年に主演を務めた映画『武士の一分』の演技でしょう。山形県の庄内弁もそつなくこなし、普段とは違う朴訥とした喋り方で、妻を寝取られた武士の静かなる怒りを好演しました」
そんな同作で木村は「第30回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞にノミネートされるも、受賞を辞退している。音楽関係などの賞レースには「参加しない」というジャニーズ事務所の方針や「最優秀賞をほかの人と競わせたくない」と申し出があったことが理由だと説明され、当時は大きな話題となった。ところが、今年の2月27日に開催された「第38回日本アカデミー賞」では、V6の岡田准一(34)が、出演した映画『永遠の0』と『蜩ノ記』で最優秀主演男優賞&最優秀助演男優賞の2冠を受賞。岡田の快挙が世間から称賛される中、これを不服としているのが、SMAPや木村のファンだ。
●キムタクは事務所の方針で辞退しただけ!
岡田の受賞に際し、一部メディアが「岡田が俳優として“キムタク超え”を果たした」と伝えたことで、
「えー、『超え』っておかしくない!? 辞退しただけでしょ!? これからも拓哉超えられる人は現れないと思うよ」
「木村拓哉超えって。辞退させられただけ。木村くんの作品だってもちろん岡田くんの作品も受賞するのに相応しいいい作品」
といった反発の声があがるとともに、
「木村拓哉は辞退したのではなく、辞退させられたのです(←ここが大事!!)」
「岡田さんのアカデミー賞受賞はめちゃくちゃ嬉しいし感動もしたんやけど、その分やっぱり木村拓哉の受賞辞退がほんま悔やまれるんよね…」
「木村くんは事務所の方針で辞退させられただけ。ちゃんと賞取りの舞台に上げてもらってこのように記事にされるなら文句もでないけど舞台上で闘う事も許されなかった木村くんの事を考えると本当に腹立たしい」
「『武士の一分』やっぱりこのときの辞退はさ、残念すぎたよね。事務所の方針…今さら変えるならこのとき変えて欲しかったなぁ」
「なんで岡田くんはジャニーズ事務所なのに受賞できるのか。木村くんは武士の一分の時にはジャニーズ事務所で賞を辞退させたのに。映画にかける気持ちは木村くんだって同じはず。なんか事務所の嫌がらせとしか思えないのですが。この差別感はなんなんだろう。なんか悔しい」
と、事務所への怒りや不満の声が爆発。また、木村が同賞を「辞退した」と報じた当時のスポーツ紙の写真をTwitterにアップして「すべて事務所の方針」と訴えるファンも。同ツイートはリツイートされ、事務所の判断によって受賞を阻まれてしまった木村の不憫さを拡散する動きが見られた。
●やっぱりここでも派閥争い!?
一方、岡田が受賞に至った背景ついて、ジャニーズに詳しい別のライターが解説する。
「SMAPはチーフマネージャーであるI女史のマネジメントで国民的グループに成長しましたが、一方の岡田が在籍するV6は、ジャニー喜多川社長の姪にあたる藤島ジュリー景子副社長が売り出しに携わったグループ。いわゆる“本家”が力を入れているタレントだけに、賞レースへの不参加を表明しておきながら、辞退の道は選ばなかったのでしょう」
また、ファンからも
「こんなところでも派閥争い…。賞レースからは漏れなく辞退しているJ事務所なのに不思議だったんだけど納得した」
「恐らく事務所の派閥の関係なんでしょうが…岡田さんの受賞は素直におめでたいですが…拓哉さんのが本当に残念で…>_<」
「あー派閥のせいだよねあっち側だから承諾したのかーあの時は事務所側の方針とかいう理由で賞レース、辞退したってのにさ」
と、ジャニーズ内の“派閥”の問題を指摘する声があがっていた。今年7月には『HERO』映画化第2弾が公開される木村。岡田の受賞は、次回の「アカデミー賞」にどう影響するのだろうか。
(取材・文/恩田サチコ)