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日テレ「スッキリ!!」にエース上重聡アナ投入の“大人の事情”
人気男性アナウンサーランキング2位の日本テレビ・上重聡アナ(34)がこの30日から、朝の情報番組「スッキリ!!」の総合司会に就任することが、6日に発表された。今月で同番組を卒業することが決まっているテリー伊藤に代わって、番組MCの加藤浩次とタッグを組み日テレの“朝の顔”を任される。
民放各局がシノギを削るこの時間帯で、「スッキリ!!」は長い間トップを走っていたが、最近は「とくダネ!」(フジテレビ系)にトップの座を奪われていた。日本テレビとしては視聴率3冠王の意地をかけてトップを奪還したいところ。この4月から10年目を迎える節目に当たり、人気の上重アナが起用されたというわけだ。
上重アナは高校時代、PL学園のエースとして甲子園のマウンドに立ち、あの怪物・松坂大輔と延長十七回の大熱戦を繰り広げた超高校級の球児だったが、野球から日テレのアナウンサーに転向。5年前に「ズームイン!!サタデー」の司会者となってからは人気も急上昇。同番組では、巨人の原監督にもらった「エース上重」の愛称で呼ばれていた。今回の「スッキリ!!」起用は、日テレにとってまさにエース投入。コメンテーターも3人体制から4人体制に変え、新エースを全面的にバックアップしていく方針だ。
今回の起用について上重アナは、「親友の松坂大輔投手と『今年はお互い新天地で勝負の一年だから頑張ろう』と誓い合いました」と意気込みをみせてはいたが、松坂の日本球界復帰同様、道は平坦ではない。
「視聴率的には健闘している『スッキリ!!』ですが、実は日テレ的には問題の多い番組だった。テリー伊藤や、かつてコメンテーターだった勝谷誠彦などに視聴者からのクレームが多いことも頭痛のタネだったが、何より経費が高く毎回赤字の連続。ギャラの高いテリー伊藤の降板も、ギャラのかからない局アナの起用も、経費削減の一環という見方が強い」(テレビ局関係者)
ライバルの「とくダネ!」は高視聴率祝いに、キャスターの小倉智昭がポケットマネーでスタッフを温泉旅行に招待するなどイケイケムード。しかし「スッキリ!!」は局からの経費節減圧力も強く、制作スタッフのテンションは上がっていないという。「エースの孤軍奮闘」にならなければよいのだが……。