杉本有美、前事務所と和解 ギャラ未払い問題

女優・杉本有美（２５）が約２０００万円の未払いギャラの支払いを求め、前所属事務所を訴えていた裁判で和解が成立したことが２日、分かった。

　現所属事務所は「和解により円満に解決しました」と話し、内容については明かさない条件のため回答を控えるとした。裁判では、前事務所は未払い総額は約５４０万円と主張し、未払いの存在を認めていた。

　杉本は１３年９月に未払いギャラ２０７３万８９９０円の支払いを求め東京地裁に提訴。また、前事務所側が１４年１０月、現所属事務所側に杉本の移籍と独立の補償金１０００万円の損害賠償を求めて提訴し、併合審理されてきたが、今年１月２０日の本人尋問後に和解協議に入っていた。

　杉本は「ご心配、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。新たな気持ちで引き続き頑張ってまいりますので、今後とも変わらぬ応援よろしくお願い申し上げます」とコメント。３日発売の写真集「Ｃｈｉａｍａｔａ（キアマータ）」の発売記念イベントが、７日午後１時から東京・福家書店新宿サブナード店で行われる。